特許
J-GLOBAL ID:200903088004703863

中間中継装置およびその警報転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217519
公開番号(公開出願番号):特開平10-065638
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル基幹伝送システムに使用される中間中継装置において、受信信号入力断の際にも下流の中間中継装置に信号断の故障を波及することなく、瞬時の伝送路警報も下流の中間中継装置に転送可能とする。【解決手段】 送信信号TSは、位相同期発振器15で生成した内部クロックICに同期して生成されるので、受信信号RSの入力が断となっても下流伝送路への送出クロック、フレームが断となることがない。このため、受信信号RSの瞬断についても、下流伝送路へ転送することが可能となる。さらに、フレーム同期回路13と符号誤り検出回路14は、受信した伝送路クロックPCに同期して動作させる構成となっているので、たとえ位相同期発振器15が故障した場合であっても、受信信号RSに対する警報を検出することが可能となる。
請求項(抜粋):
上流伝送路からの送出されて来た信号を受信信号として受け、送信信号を下流伝送路へ送出する中間中継装置において、前記受信信号の入力断を検出し、前記受信信号の入力断を検出したときに入力断検出信号を出力する入力断検出回路と、前記受信信号から伝送路クロックを抽出するクロック抽出回路と、前記伝送路クロックに同期して、前記受信信号のフレーム同期を取ってフレーム同期後の信号の出力すると共に、フレーム同期が外れたときにフレーム同期外れ信号を出力するフレーム同期回路と、前記フレーム同期後の信号の符号誤りを検出し、前記フレーム同期後の信号の符号誤りを検出したときに符号誤り検出信号を出力する符号誤り検出回路と、前記伝送路クロックに同期した内部クロックを生成する位相同期発振器と、前記フレーム同期後の信号を前記伝送路クロックに同期して書き込み、前記内部クロックに同期して書き込まれた信号を読み出した信号として読み出すことにより、前記フレーム同期後の信号に対して前記伝送路クロックから前記内部クロックへの乗せ換えを行うバッファ回路と、前記内部クロックに同期して送信フレーム信号およびオーバヘッド挿入用パルスを生成するフレームカウンタと、前記送信フレーム信号に応答して、前記送信フレーム信号の1フレーム分の前記入力断検出信号、前記フレーム同期外れ信号、および前記符号誤り検出信号の各伝送路警報を保持し、警報信号を出力する警報保持回路と、前記内部クロックに同期し、前記送信フレーム信号に応答して、前記警報信号に当該中継中継装置の識別IDを付加した警報転送情報を生成する警報転送情報生成回路と、前記オーバヘッド挿入用パルスに応答して、前記読み出した信号に前記警報転送情報を含むオーバヘッドを挿入し、前記送信信号を前記下流伝送路へ送出するオーバヘッド挿入回路とを有すること特徴とする中間中継装置。
IPC (3件):
H04J 3/08 ,  H04J 3/14 ,  H04L 25/52
FI (3件):
H04J 3/08 A ,  H04J 3/14 Z ,  H04L 25/52 A

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