特許
J-GLOBAL ID:200903088011760406

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-173557
公開番号(公開出願番号):特開平5-041231
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池における電池冷却水からの排熱回収を、電池冷却水の温度あるいは圧力が一定になるようにしながら行う場合において、その排熱回収を安定に行えるようにする。【構成】 燃料電池の電池冷却水循環回路に使用される気水分離器5内に上部を開口した仕切り板30を設け、電池冷却水循環空間32とは分離された補給水供給空間31を作る。気水分離器5への補給水は、一旦補給水供給空間31に貯え、電池冷却水循環空間32の高温の電池冷却水で加熱した後、仕切り板30上縁から電池冷却水循環空間32に補給する。これにより、電池冷却水の温度や圧力が低温の補給水により変動するのを抑制し、電池冷却水からの排熱回収を安定にする。
請求項(抜粋):
燃料を改質して得られる水素と空気中の酸素を反応させて電気エネルギーと熱エネルギーを発生させる燃料電池において、前記燃料電池の電池冷却水循環回路に設けられ電池冷却水補給口を有する気水分離器の内部を、該電池冷却水補給口を含む空間と、電池冷却水循環水の供給口および排出口を含む空間とを分割する仕切り板が設けられかつ該仕切り板の上部が前記2つの空間を連通する構造を有することを特徴とする燃料電池。

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