特許
J-GLOBAL ID:200903088016660183

靭性に優れた厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153869
公開番号(公開出願番号):特開平10-008132
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】異方性の小さい靭性に優れた厚鋼板を高い生産性の下に製造する方法を提供する。【解決手段】少なくとも特定量の C、Mn、Ti、Al、 Oを含み、且つ、下記?@〜?Bを満足する酸化物粒子が10個/mm2以上分散した鋼塊を1100°C以上に加熱後、直接、又は1100°C以下の累積圧下率が30%以下で仕上げ温度が900 °C以上である圧延を行ってから、2 〜50°C/秒の冷却速度で550 °C以下の温度まで冷却する。鋼塊は下記?@、?C、?Dを満たす酸化物粒子、又は、?@〜?Bを満たす酸化物粒子並びに?@、?C、?Dを満たす酸化物粒子が、10個/mm2以上分散したものでも良い。:?@酸化物中の全金属元素に占める各金属元素をat%表示する時、Ti+Mn+Al>70at%、?ATi+Mn+Al=100 at%とする時(以下同じ)、Ti+Mn≧80at%、?B50at%≧Mn≧ 7at%、?CAl+Mn≧40at%、?D 1≦Al/Mn≦5 。
請求項(抜粋):
少なくとも重量%で、C:0.01〜0.25%、Mn:0.3〜3%、Ti:0.003〜0.03%、Al:0.02%以下、O:0.001〜0.007%を含み、且つ、下記の条件?@〜?Bを満足する酸化物粒子が10個/mm2 以上分散した鋼塊を、1100°C以上の温度域の温度に加熱した後、直接に、あるいは1100°C以下の温度域での累積圧下率が30%未満で仕上げ温度が900°C以上である熱間圧延を行ってから、Ar3 点以上の温度から2〜50°C/秒の冷却速度で550°C以下の温度域の温度まで冷却することを特徴とする靭性に優れた厚鋼板の製造方法。?@酸化物を構成する全金属元素の中に占める各金属元素の割合を原子%で表示し、Ti(原子%)+Mn(原子%)+Al(原子%)+[他の金属元素](原子%)=100原子%とする時、Ti(原子%)+Mn(原子%)+Al(原子%)>70原子%?A酸化物を構成する全金属元素の中のTi、Mn及びAlについて、Ti(原子%)+Mn(原子%)+Al(原子%)=100原子%とする時、Ti(原子%)+Mn(原子%)≧80原子%?B酸化物を構成する全金属元素の中のTi、Mn及びAlについて、Ti(原子%)+Mn(原子%)+Al(原子%)=100原子%とする時、50原子%≧Mn(原子%)≧7原子%
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14

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