特許
J-GLOBAL ID:200903088036701684

溝付きスリーブ軸受の製造工具及びこれを用いた溝付きスリーブ軸受の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-107547
公開番号(公開出願番号):特開平7-290357
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 簡単な工程により、安価に製造することができると共に、高い回転精度を有したスピンドルモータ及び軸受部品の製造方法を提供すること。【構成】 励磁状態で電流磁界を発生するステータコイルと、前記ステータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネットを備えた回転部材と、前記静止部材と前記回転部材との間に設けられた動圧軸受とを有し、前記動圧軸受は、シャフトと、前記シャフトに対して同軸状に設けられたスラストプレートと、前記シャフトに外嵌され相対回転支持されるスリーブとからなるスピンドルモータである。前記スラストプレートは、このスラストプレートの面上に、プレス加工により動圧発生溝が形成され、かかるプレス加工の膨出変形により、前記スラストプレートは前記シャフトに加締め固定される。
請求項(抜粋):
軸体と、この軸体の外周部に固着された複数の鋼球とを具備し、スリーブ軸受の内周面へ挿通させて動圧発生用溝を形成する溝付きスリーブ軸受の製造工具において、前記軸体の先端部には、軸芯に対して同軸状に形成されると共に、前記先端部を最大開口径とするテーパ状孔が設けられ、さらに前記テーパ状孔の内奥には、ネジ孔が設けられ、前記テーパ状孔の周縁部には、軸方向へ実質上平行に形成されたスリットが設けられ、前記テーパ状孔には、このテーパ状孔に対応したテーパ部材が嵌合され、前記ネジ孔には、前記テーパ部材または前記テーパ部材を取り付けるネジ部材が螺着され、前記テーパ部材を軸方向へ進退させることにより、前記複数の鋼球における外周包絡面直径が増減され、かかる増減により、動圧発生用溝の深さが調整できる、ことを特徴とする溝付きスリーブ軸受の製造工具。
IPC (2件):
B24B 39/02 ,  F16C 17/02

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