特許
J-GLOBAL ID:200903088046826426

車両用シートリクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-301166
公開番号(公開出願番号):特開2002-101999
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】【課題】 ロック時における蓋体60の周方向のガタを阻止するようにした車両用シートリクライニング装置を提供することを課題としている。【解決手段】 複数個のロックギヤ(20)のうちの1つのロックギヤ(23)を径方向に分割すると共にこの分割面に向って傾斜する略谷形状のカム面(23c)を形成し、さらに、この略谷形状のカム面(23c)とカム状板(40)との間に楔部材(80)を配置して構成され、カム状板(40)を回動して複数個のロックギヤ(20)を外方側に向って作動させた際、分割されたロックギヤ(23)の略谷形状のカム面(23c)に楔部材(80)が圧接され、このロックギヤ(23)が左右に拡開してロックギヤ(23)の左右両側面をガイド(11)の内側面に圧接することにより、蓋体(60)の周方向のガタを阻止するようにしている。
請求項(抜粋):
円板状の機枠(10)に形成した円形凹部(14)の内面側を覆うと共に、前記機枠(10)の内周面に沿って回動する蓋体(60)を有し、常時は前記機枠(10)内にガイド(11)を介して配置した複数個のロックギヤ(20)と前記蓋体(60)の内周面に形成した内歯ギヤ(61)との噛合によって、前記機枠(10)と蓋体(60)との相互回動が阻止され、前記機枠(10)と蓋体(60)に遊嵌して設けられた操作軸(30)を回転させることにより操作軸(30)と一体化されたカム状板(40)及びこのカム状板(40)によって駆動されるロック解除プレート(50)を介して前記複数個のロックギヤ(20)を中心方向に引き寄せてロックを解除し、前記機枠(10)と蓋体(60)との相互回動を自由化するように構成したロック機構(100)を備え、前記機枠(10)と前記蓋体(60)の一方をシートクッション(150)側に取り付けると共に、他方をシートバック(160)側に取り付けて構成した車両用シートリクライニング装置(E)であって、前記複数個のロックギヤ(20)のうちの1つのロックギヤ(23)を径方向に分割すると共にこの分割面に向って傾斜する略谷形状のカム面(23c)を形成し、さらに、この略谷形状のカム面(23c)と前記カム状板(40)との間に楔部材(80)を配置して構成され、前記カム状板(40)が前記楔部材(80)を押圧して、前記分割されたロックギヤ(23)の略谷形状のカム面(23c)に圧接され、このロックギヤ(23)が径方向外方に移動して前記内歯ギヤ(61)と噛合すると共に、左右に拡開してロックギヤ(23)の左右の側面が前記ガイド(11)の両側面にそれぞれ圧接することを特徴とする車両用シートリクライニング装置。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
Fターム (11件):
3B087BD03 ,  3B087DD09 ,  3B087DD14 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA13 ,  3B099CA18 ,  3B099CA31 ,  3B099CB06 ,  3B099DA04 ,  3B099DA07

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