特許
J-GLOBAL ID:200903088061987371

注射器組立体及びその組立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-314338
公開番号(公開出願番号):特開2000-140111
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 安全な注射器組立体を提供する。【解決手段】 1回使用の安全注射器組立体は細長い実質上円筒状のバレル(10)であって、バレルの末端に位置しバレルの内部に開口する中空のノズル(15)を形成するバレルを有する。プランジャ(11)はバレル内に装着され、長手方向の空洞(33)を形成する。針ホルダ(14)はその末端に中空の針(13)を担持し、プランジャの長手方向の空洞内に摺動自在に装着される。偏倚構造体(300)は針をバレル内へ引き込むような方向へ針ホルダを押圧する。しかし、解除可能なラッチ構造体(308)が偏倚構造体の押圧に抗して針ホルダを、針がバレルから突出する位置に保持する。バレル内組立手順では、注射器の素子をバレル内へ順々に挿入し、プランジャを押すことにより組立てを行う。OTN式のカテーテル(80)も注射器組立体と組み合わせて使用できる。
請求項(抜粋):
安全注射器組立体において、中空内部を有する細長い実質上円筒状のバレルであって、上記バレルの末端に位置し当該バレルの内部に開口する中空のノズルを形成するバレルと;上記バレル内に摺動自在に装着され、長手方向の開いたチャンネルを有するプランジャと;針と;その末端で上記針を装着した針ホルダであって、上記針ホルダの末端上の上記針が上記ノズルの末端から突出するような前進位置と、当該針が上記バレル内へ引き込まれるような引き込み位置との間を運動するように上記プランジャの上記長手方向の開いたチャンネル内に摺動自在に装着された針ホルダと;上記バレルの内部に装着され、上記針ホルダをその引き込み位置の方へ押圧する圧縮バネ、及び、上記バネの末端部分を膨張しないように支持する手段と;上記バネの押圧に抗して上記針ホルダをその前進位置に保持するために当該針ホルダが上記バレルに関してラッチ止めされるような閉位置と、該針ホルダをその引き込み位置へ移動させるように基端方向への当該バネの膨張を許容するために該針ホルダが当該バレルに関してラッチ止めを解除されるような開位置とを有するラッチ構造体であって、該針ホルダ及び該バレルのうちの一方上の半径方向に突出するアームを備え、上記アームにより、該針ホルダが、少なくともその閉位置にあるときに、該バレルと直接的又は間接的に係合させられるようになったラッチ構造体と;を有することを特徴とする注射器組立体。
IPC (2件):
A61M 5/32 ,  A61M 5/178
FI (2件):
A61M 5/32 ,  A61M 5/18

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