特許
J-GLOBAL ID:200903088062319810

トルク保持安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089656
公開番号(公開出願番号):特開平5-263831
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 確実且つ精度良く所定トルク以上のトルクを逃がすと共に、負荷トルクのかけられる方向にも確実に作動させる。【構成】 ころがり軸受クラッチ状構造体100と、ねじ部11bと第一フランジ面11cとを備えたハブ11と、ねじ部21bと第二フランジ面21cと歯車21aとを備えた支持軸21と、一方向への回転を拘束されるラチェット22と、摩擦板23と24と、を有する。【効果】 所定トルク以上で内外輪間が回転する。支持軸21の回転によりラチェットがオン/オフし、負荷トルクを維持し、負荷トルク方向へのブレーキ作用をする。
請求項(抜粋):
負荷トルクを処理する装置に用いられるトルク保持安全装置であって、前記負荷トルクを処理する装置の駆動手段から入力側に入力トルクが伝達され、出力側には負荷トルクがかかり、該負荷トルクが所定トルク以上になったときに該所定トルク以上のトルクを逃がすトルク保持安全装置において、トルク逃がし部とトルク保持部とを有し、前記トルク逃がし部は、ころがり軸受クラッチ状構造体であって、内輪と外輪との間で軌道を形成し、内外輪軌道面を単葉回転双曲面とし、前記内外輪軌道面に線状に接触するように前記内輪の中心軸を含む断面から一定角度傾斜させて複数個のころを配設し、前記外輪を付勢手段により前記軌道の間隔を狭くする方向に付勢し、前記内輪は該内輪の内筒側にねじ部と前記中心軸方向の一端側に第一フランジ面とを備え、前記外輪は前記入力手段から前記入力トルクが伝達される入力部を備え、前記付勢手段は前記出力側の負荷トルクが前記所定トルク以上になったときに前記内外輪間が自由回転するような付勢力を持つ、前記ころがり軸受クラッチ状構造体から成り、前記トルク保持部は、前記内輪の前記ねじ部に結合されるねじ部と前記第一フランジ面に対向する第二フランジ面と前記出力側になる出力部とを備えた支持軸と、前記第一フランジ面と前記第二フランジ面との間に設けられ前記内外輪間をクラッチさせるときの前記外輪の回転方向への回転を前記負荷トルクを処理する装置により拘束される回転拘束部と、前記第一フランジ面と前記回転拘束部との間及び前記第二フランジ面と前記回転拘束部との間に介在するそれぞれ第一摩擦部材及び第二摩擦部材とを備え、前記内輪及び前記支持軸の前記ねじ部は、前記内外輪間を自由回転させる方向に前記外輪を回したときにその方向に前記内輪が回転すると前記第二フランジ面が前記第一フランジ面に近づく方向に前記支持軸を進める、ことを特徴とするトルク保持安全装置。
IPC (3件):
F16D 7/02 ,  F16D 47/04 ,  F16D 41/06

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