特許
J-GLOBAL ID:200903088066812790

火災報知設備の点検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056988
公開番号(公開出願番号):特開平6-266979
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】少ない試験用の配線で火災感知器を実際に作動させる試験動作を可能とする。【構成】第1検出回路9から信号線5の始端5aに電源電圧を印加し、終端5bを終端抵抗14を介して接地接続することで独立に断線監視電流を流し、断線監視電流が断たれた時に断線検出信号を出力し、火災感知器7の発報で線路電流が所定値以上のときに火災検出信号を出力する。また第2検出回路10が、信号線6の始端6aに電源電圧を印加すると共に、終端6bを接地接続して独立に断線監視電流を流し、断線監視電流が断たれた時に断線検出信号を出力する。点検時には、点検切替回路の第1スイッチ12が始端5aを第1検出回路9の出力から切り離して接地接続し、同時に第2スイッチ13が信号線5の終端5bを終端抵抗14から切り離して第1検出回路9の出力に接続する。この試験回路15で火災感知器7を試験作動し、表示部17で報知する。
請求項(抜粋):
受信機(1)からの信号線(2)に中継器(3)を接続し、該中継器(3)からの信号線(5)と信号線(6)で成る感知器回線に1又は複数の火災感知器(7)を接続し、前記火災感知器(7)からの火災検出信号を前記中継器(3)を経由して受信機(1)に送って警報を出力させる火災報知設備に於いて、前記中継器(3)から引き出された前記信号線(5)の始端(5a)に電源電圧を印加すると共に終端(5b)を終端抵抗(14)を介して接地接続することで独立に断線監視電流を流し、該断線監視電流が断たれた時に断線検出信号を出力し、前記火災感知器(7)の発報で線路電流が所定値以上のときに火災検出信号を出力する第1検出回路(9)と、前記中継器(3)から引き出された前記信号線(6)の始端(6a)に電源電圧を印加すると共に、終端(6b)を接地接続して独立に断線監視電流を流し、該断線監視電流が断たれた時に断線検出信号を出力する第2検出回路(10)と、点検時に、前記信号線(5)の始端(5a)を前記第1検出回路(9)の出力から切り離して接地接続する第1スイッチ(12)および前記信号線(5)の終端(5b)を前記終端抵抗(14)から切り離して前記第1検出回路(9)の出力に接続する第2スイッチ(13)とを備えた点検切替回路と、該点検切替回路による点検時の切替状態で前記火災感知器(7)を試験作動させる試験回路(15)と、該試験回路(15)による試験作動で前記第1検出回路(9)から所定値以上となる線路電流の検出信号が得られた時に感知器正常動作を報知する点検報知手段(17)と、を備えたことを特徴とする火災報知設備の点検装置。
IPC (3件):
G08B 17/00 ,  G08B 29/04 ,  G08B 29/06

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