特許
J-GLOBAL ID:200903088068511330

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343736
公開番号(公開出願番号):特開平10-186352
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示素子に生じる視角に応じた位相差を解消し、特に視角が大きくなるにつれて生じる液晶画面の着色現象を効果的に防止し、高品質の画像を表示できる液晶表示装置を提供する。【解決手段】 一対の電極基板6・7の間に液晶層8を封入することによって構成される液晶表示素子1と、液晶表示素子1の両側に配置される一対の偏光子4・5との間に、屈折率異方性が負(na =nc >nb )であり、表面内の主屈折率na またはnc の方向を軸として、表面の法線方向に平行な主屈折率nb の方向と、表面内の主屈折率na またはnc の方向とが時計まわり、または反時計まわりに傾斜している位相差板2・3を少なくとも1枚介在させた液晶表示装置において、液晶層8における液晶材料の屈折率異方性Δnの光の波長に対する変化を、視角に依存した液晶画面の着色が発生しない範囲に設定する。
請求項(抜粋):
対向する表面に透明電極層及び配向膜がそれぞれ形成された一対の透光性基板の間に液晶層を封入することによって構成される液晶表示素子と、上記液晶表示素子の両側に配置される一対の偏光子と、上記液晶表示素子と上記偏光子との間に少なくとも1枚介在された位相差板であって、屈折率楕円体の3つの主屈折率na 、nb 、nc がna =nc >nb という関係を有し、表面内の主屈折率na またはnc の方向を軸として、表面の法線方向に平行な主屈折率nb の方向と、表面内の主屈折率na またはnc の方向とが時計まわり、または反時計まわりに傾斜することにより、上記屈折率楕円体が傾斜している位相差板とを備えた液晶表示装置において、上記液晶表示素子に封入された液晶層における液晶材料の屈折率異方性Δnの光の波長に対する変化が、視角に依存した液晶画面の着色が発生しない範囲に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (4件):
G02F 1/1335 510 ,  C09K 19/02 ,  G02F 1/13 500 ,  G09F 9/35 321
FI (4件):
G02F 1/1335 510 ,  C09K 19/02 ,  G02F 1/13 500 ,  G09F 9/35 321
引用特許:
審査官引用 (2件)

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