特許
J-GLOBAL ID:200903088070738872

ダブルガスシールドメタルアーク溶接法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205773
公開番号(公開出願番号):特開平5-050247
出願日: 1991年08月16日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 低スパッター状態を安定して継続させることができる溶接法を提供する。【構成】 二重ノズルを有する溶接トーチを使用し、電極と溶接継手とのあいだに安定なアークを発生させ、外ノズルに炭酸ガスを、内ノズルに不活性ガスまたは不活性ガスに少量の活性ガスが添加された混合ガスを同時に流すことを含むダブルガスシールドメタルアーク溶接法であって、外ノズルガスのReと内ノズルガスのRe数との差ΔReが0〜500 の範囲内に設定されている。
請求項(抜粋):
二重ノズルを有する溶接トーチを使用し、電極と溶接継手とのあいだに安定なアークを発生させ、溶融池を大気から保護し、併せて溶融池の物性をコントロールするために、外ノズルに炭酸ガスを、内ノズルに不活性ガスまたは不活性ガスに少量の活性ガスが添加された混合ガスを同時に流すことを含むダブルガスシールドメタルアーク溶接法であって、(a)外ノズルを流れる炭酸ガスの流量が常温・大気圧の値で10〜25リットル/分の範囲内であり、(b)内ノズルを流れる不活性ガスまたは不活性ガスに少量の活性ガスを添加した混合ガスの流量が常温・大気圧の値で4〜18リットル/分の範囲内であり、かつ(c)内外両ノズルのガス流動は層流域にあり、両ノズル端部における流動状況をレイノルズ数Re=DUρ/μ(D:ノズル端部における流路相当直径、U:ノズル端部におけるガス流速、ρ:ガスの常温・大気圧における密度、μ:ガスの常温・大気圧における粘度)で表わしたばあい、内外両ノズル端部のレイノルズ数の差ΔRe=外ノズル端部のRe-内ノズル端部のReが0〜500 の範囲内になるように各ノズルのガス流量を設定することを特徴とするダブルガスシールドメタルアーク溶接法。
IPC (2件):
B23K 9/16 ,  B23K 9/29
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-074939

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