特許
J-GLOBAL ID:200903088088025385

地中連続壁のプレストレス導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-260968
公開番号(公開出願番号):特開平10-102488
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 地中連続壁に能率良くプレストレスを導入すること。【解決手段】 地中連続壁は、横方向に連結形成された矩形状の複数のパネル壁体a,b,cを有し、各パネル壁体は、壁本体a1,b1,c1と、これらに埋設されたのシース管a2,b2,c2とを備えている。各シース管a2,b2,c2の開口端縁は、壁本体a1,b1,c1の連結打継部Aに位置するように配置されている。パネル壁a,b,cを連結形成して地中連続壁の構築が終了すると、パネル壁a,b,cで囲撓された内部の根切り掘削が行われ、これが終了すると、シース管a2の両端側に、挿通孔a5が連通形成される。挿通孔a5がシース管a2の両端側に連通形成されると、シース管a2および挿通孔a5内にプレストレス鋼材a7が挿入され、鋼材a7は、緊張力を導入した状態で定着固定される。
請求項(抜粋):
地盤中に矩形状のパネル壁体を横方向に連結形成して、閉塞された水平断面の地中連続壁を構築し、この地中連続壁で囲撓された内部を根切り掘削した後に、前記パネル壁体間の連結打継部にプレストレスを導入する方法において、両端縁が前記連結打継部に位置するシース管を、予め、鉄筋籠に配設して前記パネル壁体内に埋設し、前記内部の根切り掘削後に、前記シース管の両端と連通する挿通孔を、当該シース管が埋設されているパネル壁体の横方向に隣接する一対のパネル壁体の内面側からそれぞれ穿設し、前記挿通孔および前記シース管内にプレストレス鋼材を挿入して、このプレストレス鋼材に緊張力を導入した状態で、その両端を前記一対のパネル壁体に定着固定することを特徴とする地中連続壁のプレストレス導入方法。
IPC (3件):
E02D 5/20 102 ,  E04G 21/12 104 ,  E21D 5/04
FI (3件):
E02D 5/20 102 ,  E04G 21/12 104 E ,  E21D 5/04

前のページに戻る