特許
J-GLOBAL ID:200903088095123180

ピッチ系炭素繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-196400
公開番号(公開出願番号):特開平6-017319
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 炭化工程のコストを大幅に安価にでき、且つ高引張強度、高引張弾性率及び高熱伝導性の炭素繊維を容易に得ることを可能とした炭素繊維の製造方法を提供することである。【構成】 連続予備炭化以前の工程と連続炭化以降の工程とを分離することにより、黒鉛化炉50での予備炭化繊維束Fの黒鉛化処理時に引張強度、引張弾性率の向上を図る延伸処理を可能とし、又黒鉛化炉50内での滞留時間を長くして低温処理で黒鉛化度を高めることを可能とした。【効果】 黒鉛化時の延伸処理により得られる黒鉛化繊維の引張強度、高引張弾性率が向上し、又低温処理の黒鉛化処理なのでコストが安価になる。
請求項(抜粋):
テンション付与下でピッチ繊維を連続不融化し、連続予備炭化し、連続炭化し、必要に応じて更に連続黒鉛化するピッチ系炭素繊維の製造方法において、連続予備炭化以前の工程と連続炭化以降の工程とを分離することを特徴とするピッチ系炭素繊維の製造方法。

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