特許
J-GLOBAL ID:200903088104654479

質量分析計及びそのイオン源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-303243
公開番号(公開出願番号):特開2000-097911
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 溶液中で電荷を持たない中性試料の分析、及び種々のバッファ液の使用を可能にして、キャピラリー電気泳動・質量分析計の適応範囲を拡大する。【解決手段】 キャピラリー電気泳動部18で分離した試料溶液を霧化部19で霧化した後、気化部20で加熱気化し、得られたガス状の試料分子をコロナ放電部を備える化学イオン化部21で化学反応によりプロトン付加反応等によりイオン化する。こうして生成された試料分子に関するイオンをイオン導入細孔10aから真空室に導入し、質量分析部14及びイオン検出器15によって分析する。【効果】 化学イオン化により試料をイオン化するので、溶液中で電荷を持たない試料も分析できる。また、イオン性の物質に対して感度が低いので塩を加えたバッファ液を使用できるようになる。
請求項(抜粋):
試料溶液を供給するための試料溶液供給手段と、該試料溶液を静電噴霧により霧化せしめる霧化手段と、得られた液滴を気化して得られるガス状の試料をイオン化せしめるイオン化手段と、該試料に関するイオンをイオン導入細孔を介して取り込み質量分析をする質量分析手段とを有し、かつ、該試料溶液の噴霧方向と該イオン導入細孔の中心軸とが所定の角度をなすように該霧化手段と該質量分析手段とを配設してなることを特徴とする質量分析計。
IPC (4件):
G01N 27/62 ,  G01N 27/447 ,  H01J 49/04 ,  H01J 49/18
FI (4件):
G01N 27/62 B ,  H01J 49/04 ,  H01J 49/18 ,  G01N 27/26 331 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • キャピラリー電気泳動・質量分析計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-188556   出願人:株式会社日立製作所
  • 質量分析計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-252513   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平4-002033
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