特許
J-GLOBAL ID:200903088110786581

垂直磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-183707
公開番号(公開出願番号):特開2006-048900
出願日: 2005年06月23日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 熱安定性を損ねることなく反転磁界を低下させて記録容易性の向上を実現した垂直磁気記録媒体を提供することにある。【解決手段】 垂直磁気記録媒体において、結合層6をはさんで強磁性結合する第1の磁気記録層5、第2の磁気記録層7を設け、第1、第2の磁気記録層の異方性磁界をHk1、Hk2、一軸異方性定数をKu1、Ku2、膜厚をT1、T2とした時に、Hk1>Hk2の場合はKu1T1>Ku2T2であり、Hk1<Hk2の場合はKu1T1<Ku2T2とする。磁気記録層間の交換結合エネルギーは、5×10-3erg/cm2以上であることが好ましい。また、結合層は、V、Cr、Fe、Co、Ni、Cu、Nb、Mo、Ru、Rh、Ta、W、Re、Irの内のいずれかを主成分とし、膜厚は2nm以下であることが好ましい。また、磁気記録層の内のいずれかが、グラニュラー構造からなることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
非磁性基体、第1の磁気記録層、該第1の磁気記録層の直上に設けられた結合層、該結合層の直上に設けられた第2の磁気記録層を備えた垂直磁気記録媒体において、前記第1の磁気記録層と第2の磁気記録層は前記結合層を介して強磁性結合しており、前記第1の磁気記録層および第2の磁気記録層は磁化容易軸が前記非磁性基体面に対して略垂直方向であり、前記第1の磁気記録層の異方性磁界をHk1、一軸異方性定数をKu1、膜厚をT1とし、前記第2の磁気記録層の異方性磁界をHk2、一軸異方性定数をKu2、膜厚をT2として、Hk1>Hk2の場合はKu1T1>Ku2T2であり、Hk1<Hk2の場合はKu1T1<Ku2T2であることを特徴とする垂直磁気記録媒体。
IPC (4件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/64 ,  G11B 5/65 ,  G11B 5/738
FI (4件):
G11B5/66 ,  G11B5/64 ,  G11B5/65 ,  G11B5/738
Fターム (10件):
5D006BB01 ,  5D006BB07 ,  5D006BB08 ,  5D006CA01 ,  5D006CA05 ,  5D006DA03 ,  5D006DA08 ,  5D006EA03 ,  5D006FA00 ,  5D006FA09
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)
  • 垂直多層磁気記録媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-155174   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-337519
  • 垂直磁気記録媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-361089   出願人:国立大学法人東北大学, 富士電機デバイステクノロジー株式会社

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