特許
J-GLOBAL ID:200903088112383948

超電導磁石及び当該超電導磁石を備えた粒子加速器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-285207
公開番号(公開出願番号):特開平8-148327
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 通電電流を励消磁することによって変動磁場を与える交流用超電導磁石において、励消磁時の損失が少なく、磁場均一性の高い超電導磁石を提供する。【構成】 複数本の超電導素線4を束ねて形成された超電導導体1に垂直に印加される一様な変動磁場に対して、素線間の鎖交磁場変動に基づく結合電流が流れにくくなるよう、前記超電導素線4が所定のピッチでツイストされて形成された超電導導体1を巻き回すことによって磁場を発生するとともに、通電電流を励消磁することによって変動磁場を与える交流用超電導磁石において、変動磁場の磁場分布を考慮して超電導素線間4の結合損失が最も少なくなるように断面アスペクト比(b/a)を部分的に選択して、前記超電導導体1を巻き回した。【効果】 超電導導体の超電導素線間結合損失を小さくすることによってクエンチ特性に優れ、全体の電力消費量が小さく、磁場均一性の高い超電導磁石を提供することができる。
請求項(抜粋):
複数本の超電導素線を束ねて形成された超電導導体に垂直に印加される一様な変動磁場に対して、素線間の鎖交磁場変動に基づく結合電流が流れにくくなるよう、前記超電導素線が所定のピッチでツイストされて形成された超電導導体を巻き回すことによって磁場を発生するとともに、通電電流を励消磁することによって変動磁場を与える交流用超電導磁石において、前記超電導導体断面の広い辺の長さを狭い辺の長さで割った値を、変動磁場の磁場分布を考慮して超電導素線間の結合損失が最も少なくなるように部分的に選択して、前記超電導導体を巻き回したことを特徴とする交流用超電導磁石。
IPC (2件):
H01F 6/00 ZAA ,  H05H 7/04 ZAA
FI (2件):
H01F 7/22 ZAA C ,  H01F 5/08 ZAA A

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