特許
J-GLOBAL ID:200903088112513582

ブレースダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-048169
公開番号(公開出願番号):特開平11-247488
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は大地震のときの大きな振動だけでなく比較的小さな交通振動も減衰できることを課題とする。【解決手段】 ブレースダンパ19は、油圧ダンパ27と粘弾性ダンパ28とが並列に配置された構成であり、1階骨組み12の対角方向に延在する向きに操作された第1ブレース25と第2ブレース26との間に取り付けられている。そして、総重量40tonのモデルの場合、地震の振動から交通振動等に小さい振動まで減衰するには、粘弾性ダンパ28と油圧ダンパ27の各々の総減衰力の比を「1:1305」に設定する。また、モデル50の場合「1:1599」、モデル70の場合「1:1594」、モデル100の場合「1:1231」となる。この比率は、粘弾性ダンパ28および油圧ダンパ27からなるブレースダンパ19を1階に6本,2階に2本,3階に2本配置した際に成立する。
請求項(抜粋):
柱と梁とにより形成された空間内に所定角度傾斜させて取り付けられるブレースに減衰特性の異なる第1、第2の減衰力発生手段を設け、該第1、第2の減衰力発生手段の夫々の減衰力の比率を構造物の重量に応じて任意の比率に設定したことを特徴とするブレースダンパ。

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