特許
J-GLOBAL ID:200903088132569568

波力発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062195
公開番号(公開出願番号):特開平10-246171
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 波エネルギを空気を媒体としてタービン・発電機に伝達する波力発電装置において、特別の複雑な機構を用いることなく、空気室等建物の高さを高くせず、発電室への海水の侵入を防ぐ構造とする。【解決手段】 海面上に支持され、かつ、海中に開口部3aを有する空気室3とこの上方の海水減勢室22とを通気管23で連絡し、海水減勢室22より上方位置にタービン13による発電機14を設け、通気管23の断面積を空気室3および海水減勢室22の断面積よりも十分に小さくした。波高が大きい場合の海面上昇時には、空気室3から上方に抜ける空気は通気管23で十分に小さく絞られ、海水減勢室22で拡張されるので、海水減勢室22では海面の上昇速度が遅くなり、海水減勢室22内での水面高さは従来よりも低く抑えることができる。
請求項(抜粋):
海面上に安定に支持され、かつ、海中に開口部を有する空気室と、該空気室より上方位置に海水減勢室を設置し、該海水減勢室より上方位置にタービンによる発電機を設け、前記空気室と前記海水減勢室とを通気管で連絡し、前記海水減勢室と前記タービン入力部を入力管で連絡し、前記通気管の断面積は前記空気室および前記海水減勢室の断面積よりも十分に小さくされていることを特徴とする波力発電装置。

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