特許
J-GLOBAL ID:200903088135613878
周波数可変型誘電体共振器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-240257
公開番号(公開出願番号):特開平9-083220
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 共振周波数の調整が容易で、かつ発振器に用いられた場合のモードジャンプの発生を少なくでき、しかも安価な周波数可変型誘電体共振器を提供する。【解決手段】 誘電体基板と、誘電体基板の第1の面に形成され第1の開口部を有する第1の電極と、誘電体基板の第2の面に形成され第1の開口部と同一の形状の第2の開口部を有する第2の電極と、誘電体基板のうち第1と第2の開口部によって挟まれた共振器形成領域を除く部分が共振周波数を有する高周波信号を減衰させるように、誘電体基板の厚さと誘電率を設定した誘電体共振器であって、第1又は第2の開口部と連結するように第1又は第2の電極に形成されたスリットと、スリットに形成された第3の電極と、第1又は第2の電極と第3の電極との間に接続され印加する電圧に対応して静電容量が変化する可変容量手段とを備えた。
請求項(抜粋):
互いに対向する2つの導体板の間に設けられ、互いに対向する第1と第2の面を有する誘電体基板と、上記誘電体基板の第1の面に形成されかつ上記誘電体基板の第1の面の中央部に所定の形状の第1の開口部を有する第1の電極と、上記誘電体基板の第2の面に形成されかつ上記第1の開口部と対向する位置に第1の開口部と実質的に同一の形状の第2の開口部を有する第2の電極と、上記第1の電極と上記第2の電極とによって挟設された上記誘電体基板のうちの上記第1の開口部と上記第2の開口部によって挟まれた共振器形成領域を除いた部分が上記共振周波数と同じ周波数を有する高周波信号を減衰させるように、上記誘電体基板と上記各導体板との各間隔と上記誘電体基板の厚さと誘電率を設定した誘電体共振器であって、上記第1の開口部又は第2の開口部と連結するように上記第1の電極と上記第2の電極のうちの少なくとも一方の電極に形成されたスリットと、第1と第2の電極と絶縁されるように上記スリットに形成された第3の電極と、上記第1又は第2の開口部と上記スリットとの連結部の近傍の上記第1又は第2の電極と、上記第3の電極との間に接続され、上記第1又は第2の電極と上記第3の電極の間に印加する電圧の変化に対応して静電容量が変化する可変容量手段とを備え、上記第1又は第2の電極と上記第3の電極の間に印加する電圧を変化させることにより上記誘電体共振器の共振周波数を変化させることを特徴とする周波数可変型誘電体共振器。
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