特許
J-GLOBAL ID:200903088142620073

地中管路内電力ケーブルの導体温度計算方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-257685
公開番号(公開出願番号):特開2000-088666
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 地中に埋設された管路内の導体温度を高精度で測定することができ、電力ケーブルの常時許容電流値及び短時間許容電流値を可及的に増大させることができる地中管路内電力ケーブルの導体温度計算方法及び装置を提供する。【解決手段】 地中1に複数個の管路2が埋設されており、その地中の土壌温度が地中1の複数の深さ位置について測定され、測定結果がパーソナルコンピュータ3に入力されている。また、導体温度を測定しようとする管路2内の温度が管路内に挿入した光ファイバ分布型温度センサにより測定されて同様にコンピュータ3に入力されている。更に、全ての管路2の通電電流値がコンピュータ3に入力されている。
請求項(抜粋):
地中に埋設された管路内電力ケーブルの導体温度を推定する方法において、導体温度を求めるべき目標管路内部の温度、土壌の温度及び全ての管路の通電電流値を測定する工程と、管路サイズ及び管路内布設位置と土壌熱抵抗値とを基にケネリーの式から管路の環境からの周囲の熱影響を求めると共に各管路の前記通電電流値から導体の熱流値を求めることにより前記目標管路近傍の土壌温度変化ΔTを求める工程と、季節変動する各深さ毎の土壌温度である基底温度TeとΔTとから計算上の土壌温度Tdを求める工程と、この土壌温度Tdと目標管路内の導体の熱流値とから導体温度を含む解析モデルに従って管路内の温度を算出する工程と、この管路内温度の計算値と前記管路内温度の実測値とを比較する工程とを有し、比較結果が一致する場合は前記解析モデルに使用した導体温度を導体温度の目標計算値として出力し一致しない場合は前記土壌熱抵抗、基底温度Te及び計算に使用する熱定数を見直した後再計算することを特徴とする地中管路内電力ケーブルの導体温度計算方法。
IPC (3件):
G01K 7/00 381 ,  G01K 13/00 ,  G01R 31/00
FI (3件):
G01K 7/00 381 G ,  G01K 13/00 ,  G01R 31/00
Fターム (5件):
2F056JG03 ,  2F056WA06 ,  2G036AA18 ,  2G036BB20 ,  2G036CA12

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