特許
J-GLOBAL ID:200903088144529510

金属検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276866
公開番号(公開出願番号):特開平5-005784
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 金属検出装置の位相調整を安定かつ微細に行なう。【構成】 基準信号発生器21からの周波数2fの基準パルス信号は第1の分周器50によって1/2に分周され、送信コイル24は、周波数fの交番磁界を発生させる。この周波数fに共振している受信コイル26、27に誘起される電圧の差動出力は、検波回路40に入力される。一方、基準パルス信号を受けた発生回路34は、周波数2fの三角波信号をコンパレータ33へ出力する。コンパレータ33は、位相データDpに対応した電圧Vpと三角波との比較出力を第2の分周器51へ出力する。第2の分周器51は、コンパレータ33から出力される周波数2fの比較出力を1/2に分周して、位相データに対応する位相を持つ周波数fのパルス信号を、デューティ比1対1で検波回路40へ出力する。検波回路40は、差動出力信号をこのパルス信号によって同期検波する。
請求項(抜粋):
所定周波数の交流信号によって交番磁界を発生する磁界発生手段と、前記交番磁界内を通過する物品による磁束変化に対応した検出信号を出力する磁束変化検出手段と、前記磁界発生手段の交流信号と同一の繰り返し周波数で振幅が周期変化する信号を出力する信号発生回路と、前記信号発生回路からの出力信号を所定の直流電圧と比較するコンパレータと、前記所定の直流電圧または前記信号発生回路からの出力信号のバイアス電圧を、位相データに応じて可変する電圧可変手段と、前記コンパレータの出力パルスに同期し、該出力パルスと同一周波数のデューティ比1対1の矩形波信号を出力するタイマ回路と、前記磁束変化検出手段からの検出信号を、前記タイマ回路からの矩形波信号によって同期検波する検波回路と、前記検波回路からの検波出力に基づいて、前記物品に含まれる金属の有無を判定する判定手段とを備えた金属検出装置。

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