特許
J-GLOBAL ID:200903088145072433

地震・風に兼用できる軸力型制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-037213
公開番号(公開出願番号):特開2002-242988
出願日: 2001年02月14日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】塑性化による加工硬化を殆ど起さない金属系振動吸収材料を用い、これを軸力で変形させることにより構造物の振動を軽減し、地震及び風に兼用できる軸力型制振装置を提供する。【解決手段】エネルギ吸収部材は、中央の細長い軸力負荷部の両端の角部に応力集中を防ぐR加工を施し、両外側の部分は荷重伝達用とし十分大きい矩形状の定着部に形成され、その両面及び上下の軸力負荷部の両端面を荷重伝達フレーム及びスペーサーによって面外座屈及び面内座屈を拘束されている。前記可動伝達フレームは、雄型フレームと雌型フレーム及び前記雌型フレームに付属する凹型プレートで構成されている。
請求項(抜粋):
エネルギ吸収部材として、材料強度が高ひずみ速度感受性を有し、エネルギを吸収過程における温度上昇に対して強度が安定しており、塑性化による加工硬化を殆ど起さず、十分大きい変形性能を有する金属系振動吸収材料を用い、これを変形させることにより構造物の振動を軽減する軸力型制振装置であって、平板状のエネルギ吸収部材は、中央の細長い軸力負荷部の両端の角部に応力集中を防ぐR加工を施し、前記角部より両外側の部分は荷重伝達用として幅と長さが十分大きい定着部に形成されており、前記定着部の両面及び軸力負荷部の上下の端面が荷重伝達フレーム及びスペーサーによって面外座屈及び面内座屈を拘束されていること、前記可動伝達フレームは、軸変形時に相互に変形を許容する凹型の隙間を仲介として二分された雄型フレームと雌型フレーム及び前記雌型フレームに付属する凹型プレートで構成されており、軸力による変形に対応できることを特徴とする、地震・風に兼用できる軸力型制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04B 2/56 643 ,  E04H 9/02 311
FI (5件):
F16F 15/02 K ,  F16F 15/02 R ,  F16F 15/02 S ,  E04B 2/56 643 A ,  E04H 9/02 311
Fターム (8件):
2E002FA02 ,  2E002MA12 ,  2E002MA13 ,  3J048AA04 ,  3J048AB01 ,  3J048BC09 ,  3J048DA06 ,  3J048EA38

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