特許
J-GLOBAL ID:200903088148207313

電気機械式の高度の装填分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355094
公開番号(公開出願番号):特開2001-146381
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】電気機械的な,高度の装填分離装置は,高度の装填の実行が厳しい応用例,たとえば,衛星の太陽電池パネルおよび高利得アンテナの展開に対して,信頼のある分離手段を提供する。電気機械的な,高度の装填分離装置は,爆発性イニシエータを使用することなく,電気信号を送信することにより,遠隔的に分離することができるボルト式ジョイントに対して構造的な支持体を与える。分離または展開が望まれるとき,電源が,電気信号を分離装置に送信するために,遠隔的にトリガーされる。この信号は二つのスプールの両方まはたいずれか一方を付勢し,それらは分離する。このことにより順に,スプリング付きプランジャーはスプールを通って駆動でき,その結果機械的な起動となる。この起動は,螺刻されたロッドおよびそのアタッチメントを物理的に開放して,その機能を完了する。
請求項(抜粋):
遠隔制御信号の下で,外部構造物を取り付け,その外部構造物を開放するための,電気機械的な高度の装填分離装置であって,その高度の装填分離装置は,a.頂部,底部,および内部中空チェンバーを形成するために,頂部から底部に下方に伸長し,底部に隣接して位置する開口を有する側壁を含むハウジングと,b.前記内部中空チェンバー内にあり,前記ハウジングの前記底部に取り付けられるランプと,c.螺刻された基部および端部を有する装填アタッチメントボルトであって,端部が前記ハウジングの前記側壁の前記開口を通って挿入され,前記外部構造物を取り付けるために,前記ハウジングから突き出るところの,装填アタッチメントボルトと,d.前記ハウジングの前記中空チェンバー内に配置され,上方ロッキングバー部分および二つの向かい合って配置された底部ジョー部分を含む分離およびロッキングバー組立体であって,二つの底部ジョー部分は滑動可能に前記ランプ上に位置し,上方ロッキングバー部分は,前記装填アタッチメントボルトの前記螺刻された基部が,前記装填アタッチメントボルトの前記基部をそこに保持するための非放出状態でねじ込まるように,非放出状態を形成するために,二つの底部ジョー部分の上に位置し,押し付ける,ところの分離およびロッキングバー組立体と,e.一対の平坦な端部に連結された,一対のアーチ形状のアームを有するロック体であって,一対のアーチ形状のアームは,前記分離およびロッキングバー組立体の前記上方ロッキングバー部分の環状支持体上に移動可能に位置する,ところのロック体と,f.前記中空チェンバー内に対称的に取り付けられ,前記ハウジングの前記頂部に隣接して配置され,二つのプランジャーをそれぞれ操作するための一対の非爆発性イニシエータであって,各イニシエータは,二つのプランジャーの両方またはいずれか一方が各スプールを通って上方に移動することができるように,遠隔制御信号により操作可能なスプールを有し,二つのプランジャーは,ブッシングおよびスプリング手段により上方へバイアスされる,前記分離およびロッキングバー組立体の前記上方ロッキングバー部分の前記環状支持体に対して,前記ロック体の均衡をとるために,前記ロック体の一対の平坦な端部と対称的に接する,ところの非爆発性イニシエータと,を含み,g.前記一対のNEIのいずれも起動しないとき,前記分離およびロッキングバー組立体はそこに前記装填アタッチメントボルトを保持し,前記一対のNEIの両方またはいずれか一方が遠隔制御信号により起動するとき,前記上方ロッキングバーが前記ブッシングおよび前記スプリング手段により上方に移動できるようにする,前記プランジャーの均衡を解くことにより,前記ロック体はロック動作するように強制され,前記分離およびロッキングバー組立体の,前記二つの向かい合って配置されたジョー部分は,互いに離れるように角度をもって飛び,順に前記外部構造物を開放する前記装填アタッチメントボルトを開放し,さらにh.前記分離およびロッキングバー組立体の前記上方ロッキングバー部分の上方の移動により生じる,潜在的な衝撃を緩衝するための手段を,含む電気機械的な高度の装填分離装置。

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