特許
J-GLOBAL ID:200903088152815409

断層像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-147242
公開番号(公開出願番号):特開2003-339694
出願日: 2002年05月22日
公開日(公表日): 2003年12月02日
要約:
【要約】【課題】 腹部断層像において、皮下脂肪と内臓脂肪を自動弁別する。【解決手段】 X線CT装置による腹部CT断層像を、皮膚又は筋肉を表す筋肉画素領域110a,110b,110cと、脂肪を表す脂肪画素領域120a,120bと、被検体外部を表す外部領域130とに分類する(a)。分類結果にて、外部画素領域130に隣接する筋肉画素を順次外部画素に置換し、皮膚を表す筋肉画素領域110aを除去する(b)。皮膚層除去結果にて筋肉画素を膨張させることで、腹膜を表す筋肉画素領域110bが、内臓脂肪に相当する脂肪画素領域120bを完全に包囲するようにする(c)。膨張結果にて、外部画素領域130に隣接する脂肪画素と、これに連結する連結成分を皮下脂肪を表す値でラベル付けする。筋肉画素の膨張分だけ、この皮下脂肪領域を内側に膨張させる。分類結果(a)で、この皮下脂肪以外の脂肪画素領域を内臓脂肪と認識する。
請求項(抜粋):
被検体の断層像から、各画素の画素値に基づき、皮膚又は筋肉を表す筋肉画素と、脂肪を表す脂肪画素とを識別する画素種別識別手段と、断層像を外側から内側に向かって調べ、最外周の脂肪画素を探索する最外脂肪探索手段と、最外脂肪探索手段で求めた脂肪画素を起点にし、この起点に対して連結性を有する脂肪画素の領域を皮下脂肪領域と認識する皮下脂肪認識手段と、画素種別識別手段で識別した脂肪画素の領域から、皮下脂肪認識手段で認識した皮下脂肪領域を除いた残りの領域を、内臓脂肪領域と認識する内臓脂肪認識手段と、を備える断層像処理装置。
IPC (5件):
A61B 6/03 360 ,  A61B 6/03 ,  A61B 5/00 ,  A61B 5/107 ,  G06T 1/00 290
FI (5件):
A61B 6/03 360 D ,  A61B 6/03 360 J ,  A61B 5/00 G ,  G06T 1/00 290 A ,  A61B 5/10 300 Q
Fターム (20件):
4C038VA04 ,  4C038VB22 ,  4C038VC15 ,  4C093AA22 ,  4C093AA26 ,  4C093CA17 ,  4C093DA10 ,  4C093FD09 ,  4C093FF15 ,  4C093FF23 ,  4C093FF50 ,  4C093FH02 ,  5B057AA08 ,  5B057BA02 ,  5B057BA03 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057DA13 ,  5B057DB02 ,  5B057DC03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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