特許
J-GLOBAL ID:200903088155880520

自在継手とシャフトとの結合構造を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-220024
公開番号(公開出願番号):特開2008-045611
出願日: 2006年08月11日
公開日(公表日): 2008年02月28日
要約:
【課題】自在継手とシャフトとを結合構造を製造する方法において、シャフトの誤組付を確実に防止するとともに、誤組付防止具によって、自在継手の屈曲角の大きさが制限されないようにする。【解決手段】筒状部9の軸方向の正規位置にピニオンシャフト1を挿入し、誤組付防止具17の第3の部分23を阻止解除位置に変位させた状態で、第1のタブ13のボルト挿通孔15に挿通したボルト6を、第2のタブ14のねじ孔16にねじ込む。ボルト6のねじ込みに伴って、誤組付防止具17の第2の部分22が、ねじ孔16から押し出され、その結果、誤組付防止具17が自動的に取り外される。【選択図】図7
請求項(抜粋):
軸方向に延びるスリットを形成する筒状部、並びに上記スリットを挟んで相対向する第1および第2のタブを含むヨーク本体に、合成樹脂製の誤組付防止具が取り付けられた状態で、シャフトを上記筒状部の軸方向の正規位置まで挿入するシャフト挿入工程と、 上記第1のタブのねじ挿通孔に挿通されたボルトを、上記正規位置に挿入されたシャフトの外周面の凹溝を通して、上記第2のタブのねじ孔にねじ込むことにより、両タブを互いに近接させて、上記筒状部にシャフトを固定するシャフト固定工程とを備え、 上記誤組付防止具は、第2のタブの外側面に沿う第1の部分と、第1の部分から突出形成され第2のタブのねじ孔の一部に弾性的に嵌合された第2の部分と、上記スリット内に配置され、第1のタブのボルト挿通孔から挿通されたボルトの先端に当接することにより、ボルトが第2のタブのねじ孔に挿通されることを阻止可能な阻止位置および阻止を解除する阻止解除位置に変位可能な第3の部分と、第1の部分および第3の部分を互いに連結した第4の部分とを含み、 上記シャフト挿入工程では、上記正規位置へのシャフトの挿入に伴って、シャフトの先端によって誤組付防止具の第3の部分が押されることにより、上記第4の部分のねじりを伴って上記第3の部分が阻止位置から阻止解除位置に駆動され、 上記シャフト固定工程では、上記ねじ孔へのボルトのねじ込みに伴って、ボルトの先端によって誤組付防止具の第2の部分がねじ孔から押し出されることにより、誤組付防止具がヨーク本体から取り外されることを特徴とする自在継手とシャフトとの結合構造を製造する方法。
IPC (2件):
F16D 1/06 ,  F16D 3/26
FI (3件):
F16D1/06 P ,  F16D1/06 S ,  F16D3/26 X
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)

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