特許
J-GLOBAL ID:200903088160026952

復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190005
公開番号(公開出願番号):特開平8-032459
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 データ伝送速度が高速な通信又は記録再生装置において、仮復号値系列の帰還を用いた最尤復号ができる復号装置を実現すること。【構成】 最尤枝情報選択回路106は入力値に対する出力値の可能なすべての組合せを予め記憶保持する。最尤枝情報選択回路106は入力信号20と最尤枝情報104と状態間の尤度差102とを入力し、最尤枝の情報103及び状態間の尤度101を出力する。出力選択回路109は過去の最尤枝の情報103を記憶し、生き残り経路を選択することで復号値を決定する。こうすると最尤枝の情報103及び状態間の尤度差101は、入力値によって記憶保持された中から即座に呼び出されるため、最尤枝の選択に要する演算時間が短縮できる。そして単位時間あたりの処理能力が高くなり、高速なデータ伝送速度においても帰還を用いた最尤復号ができる。
請求項(抜粋):
時刻k(kは整数)における状態をSi,k (iは1≦i≦Xなる整数)としたとき、時刻kの入力信号と時刻k-L-1(Lは正の整数)からk-1までの最尤枝情報と時刻k-1の各状態の尤度差とから、時刻k-1の各状態から状態Si,k に至る可能な状態推移の枝のうち、状態Si,k の尤度が最も高くなる最尤枝一本を1≦i≦Xなるiについて選択して時刻k-1からkへの最尤枝情報とするとともに、時刻kの各状態の尤度差を求める最尤枝選択手段と、前記最尤枝選択手段から出力される各状態の尤度差を1単位時間だけ遅延させ、前記最尤枝選択手段に生き残り経路の尤度差を出力する遅延手段と、前記最尤枝選択手段より時刻k-L-1からk-1までの最尤枝情報を順次保持し、前記最尤枝選択手段に出力する最尤枝情報記憶手段と、前記最尤枝選択手段の最尤枝情報を記憶することで生き残り経路を選択し、復号値を決定する復号値決定手段と、を具備することを特徴とする復号装置。
IPC (6件):
H03M 13/12 ,  G06F 11/10 330 ,  G11B 20/18 512 ,  G11B 20/18 534 ,  G11B 20/18 544 ,  H04L 25/08

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