特許
J-GLOBAL ID:200903088165592964

往復動型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-152015
公開番号(公開出願番号):特開2000-345962
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 高温時に溶融して圧縮室内の圧力を外部に逃がす溶融弁を設けることにより、周囲の部品の保護、信頼性の向上を図る。【解決手段】 シリンダ10上には弁板11を介してシリンダヘッド14を設け、弁板11には吸込弁26、吐出弁27を設ける。また、シリンダ10内には、ライダリング24、溶融弁29等を備えたピストン17を設ける。そして、例えばライダリング24の摩耗等によりピストン17の摩擦抵抗が増大したときには、その摩擦熱により溶融栓31が溶融し、圧縮室18内の圧力が筒体30の通気孔30Aを通じてクランクケース内に逃げるようになる。この結果、圧縮機は無負荷運転に切換わり、ピストン17等の作動不良時に連接棒20、クランク軸等に無理な荷重が加わるのを防止することができる。
請求項(抜粋):
シリンダと、該シリンダ上に設けられ、吸込弁と吐出弁とが設けられた弁座部材と、該弁座部材上に搭載され、内部に吸込室と吐出室とが設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダ内に往復動可能に設けられ、前記弁座部材との間に圧縮室を画成するピストンとからなる往復動型圧縮機において、前記シリンダ、弁座部材、シリンダヘッドおよびピストンのうち少なくとも一の部材には前記圧縮室を外部に連通する連通路を設け、該連通路には該連通路の近傍が高温となったときに溶融して前記圧縮室内を外部に連通する溶融弁を設けたことを特徴とする往復動型圧縮機。
Fターム (9件):
3H003AA02 ,  3H003AD01 ,  3H003AD03 ,  3H003BF00 ,  3H003CB01 ,  3H003CB08 ,  3H003CC11 ,  3H003CE01 ,  3H003CE04

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