特許
J-GLOBAL ID:200903088167364241

超音波影像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-042134
公開番号(公開出願番号):特開平5-095951
出願日: 1991年03月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】本発明は、超音波照射に従って被検査物体の断層像を得る超音波影像装置に関し、小さなハードウェア量に従いつつ、被検査物体中の音速の不均一性に起因する画像劣化を防止して高精度の画像を得るようにすることを目的とする。【構成】受信信号の位相に従って、被検査物体中の音速の不均一性を検出する位相検出手段45が、検出対象の受信信号と、この受信信号と同一の周波数を持つ基準信号との相互相関値を算出する算出手段450と、算出手段450の算出する相互相関値から受信信号の位相の乱れ値を検出する検出手段451とを備えることで、被検査物体中の音速の不均一性を検出するように構成する。
請求項(抜粋):
1列又は格子状に配列されて、送信手段により印加される電気パルスに応動して被検査物体に対して超音波を放射するとともに、該被検査物体から反射される超音波の受信波を電気信号に変換する複数の電気音響変換素子(31)と、該電気音響変換素子(31)の出力する受信信号を該電気音響変換素子(31)と該被検査物体との距離に応じて遅延することで該受信信号を整相する整相手段(42)と、該電気音響変換素子(31)又は該整相手段(42)の出力する受信信号の位相の乱れ値を検出する位相検出手段(45)とを備え、該位相検出手段(45)の検出値に従って該整相手段(42)の遅延量を補正するとともに、該整相手段(42)の出力する整相された受信信号の加算信号を輝度変換して表示することで該被検査物体を可視化する超音波影像装置において、上記位相検出手段(45)が、1つ又は複数の検出単位手段でもって構成されて、該検出単位手段が、検出対象の受信信号と、該受信信号と同一の周波数を持つ基準信号との相互相関値を算出する算出手段(450) と、上記算出手段(450) の算出する相互相関値から受信信号の位相の乱れ値を検出する検出手段(451) とを備えるよう構成されることを、特徴とする超音波影像装置。
IPC (2件):
A61B 8/14 ,  G01N 29/22 501

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