特許
J-GLOBAL ID:200903088175907874

リレー接点の溶着監視機能に特徴を有するキーレス式エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353941
公開番号(公開出願番号):特開平10-184507
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 キーレス式エンジン始動装置の始動接点回路の溶着が起きにくくするとともに、溶着が起きたときには的確にそのことを検出できるようにする。【解決手段】 スタータスイッチ4に対してリレー7の常開接点71とリレー8の常開接点81との直列回路が並列接続される。マイコン51がリレー7とリレー8を制御する。常開接点71と常開接点81がともにオンになると、スタータリレースイッチ2に通電される。リレー8の接点は常閉接点82も有する切替接点型であり、その常閉接点82の電圧信号がマイコン51に導入される。マイコン51は、リレー7およびリレー8の制御状態と前記常閉接点82からの電圧信号とを比較対照することで、両リレー7,8の接点の溶着の有無を監視する。
請求項(抜粋):
リレー接点の溶着監視機能に特徴を有するキーレス式エンジン始動装置であって、次の要件(1)〜(5)を備える。(1)自動車のイグニションキースイッチに組み込まれているスタータスイッチと並列に当該キーレス式エンジン始動装置の始動接点回路が接続される。(2)前記始動接点回路は、第1のリレーの常開接点と第2のリレーの常開接点の直列回路である。(3)当該キーレス式エンジン始動装置のマイコンがリレードライブ回路を介して第1のリレーおよび第2のリレーを制御し、この2つのリレー常開接点をともにオンにすると、エンジン始動系統に電流が流れる。(4)前記始動接点回路における前記電流の下流側に位置する第2のリレーは、常閉接点も有する切替接点型であり、その常閉接点の電圧信号を前記マイコンに導入する。(5)前記マイコンは、第1のリレーおよび第2のリレーの制御状態と前記常閉接点からの電圧信号とを比較対照することで、前記始動接点回路の溶着の有無を監視する。
IPC (4件):
F02N 11/08 ,  B60R 16/02 645 ,  B60R 16/02 650 ,  B60R 25/04 601
FI (6件):
F02N 11/08 X ,  F02N 11/08 N ,  F02N 11/08 T ,  B60R 16/02 645 D ,  B60R 16/02 650 J ,  B60R 25/04 601

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