特許
J-GLOBAL ID:200903088183264435

自立型電源システムの制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮崎 昭夫 ,  岩田 慎一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-111916
公開番号(公開出願番号):特開2006-296063
出願日: 2005年04月08日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】 自立型電源システムにおける蓄電池のメモリー効果を解消する。【解決手段】 電池管理部13は蓄電池5の深い放電と、放電後に蓄電状態の回復が可能な発電抑制量を算出する装置である。まず、予測部12の各予測結果を基に、予測開始時間から最も近い発電量を総電量の10%単位で段階的に抑制した場合の蓄電量を予測する。ここで、蓄電量がメモリー効果の解消が可能な放電深度付近となる蓄電量まで放電した後、停電無く要求される信頼性の確保が可能な蓄電量まで充電可能である段階がある場合、時間帯別発電抑制量を制御部11に送信する。制御部11は時間帯別発電抑制量に対応した発電抑制を実施するとともに、蓄電池の電圧がメモリー効果の解消電圧(単セル1V)に達するとともに、発電抑制を解除する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
自然エネルギーを利用した発電装置と、蓄電池を搭載した自立型電源システムの制御方法であって、 システム設置地域を対象とした気象実績と気象予報を受信し、データベースに蓄積するステップと、 前記発電装置の発電量、負荷装置の消費電力量、および前記蓄電池の蓄電量を検出し、データベースに蓄積するステップと、 蓄積されている気象実績と発電量を基に発電量の予測式を、また蓄積されている気象実績と消費電力量を基に消費電力量の予測式をそれぞれ導出するステップと、 前記発電量予測式、前記消費電力量予測式に受信した気象予報を入力することにより予測発電量、予測消費電力量を算出するステップと、 前記予測発電量と前記予測消費電力量を基に前記蓄電池の予測充放電量を算出し、前記蓄電量と該予測充放電量を基に前記蓄電池の予測蓄電量を算出するステップと、 前記予測発電量を段階的に抑制した場合の該蓄電量を予測し、抑制量の段階が予測期間内において該蓄電量が使用範囲内における最低領域から、要求される信頼性を確保可能な領域まで回復可能であるとともに、負荷装置の停電が発生しない段階である場合、前記発電量を抑制する処理と、前記蓄電量が該最低領域に存在する際、前記蓄電池の電圧が放電終止電圧まで到達した時点で抑制する処理を解除する処理を行なうステップと を有する自立型電源システムの制御方法。
IPC (2件):
H02J 7/35 ,  H02J 7/00
FI (3件):
H02J7/35 B ,  H02J7/35 G ,  H02J7/00 M
Fターム (9件):
5G003AA06 ,  5G003BA01 ,  5G003CA01 ,  5G003CA11 ,  5G003CB05 ,  5G003DA04 ,  5G003DA13 ,  5G003EA05 ,  5G003GC05

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