特許
J-GLOBAL ID:200903088188538517
グラウトの充填性評価方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297889
公開番号(公開出願番号):特開平10-123105
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 プレストレストコンクリ-ト構造物におけるシース内のグラウト、又はロックボルト、アースアンカーのグラウトの充填部分を、容易に制度よく非破壊的に推定する。【解決手段】 プレストレスとコンクリート部材1内に配置され、端部が露出されたPC鋼材2の端部に鋼球4を衝突させて衝撃弾性波を入力し、PC鋼材内に伝播する弾性波を加速度計5によって検出する。この検出波形からPC鋼材の端部及びグラウトの充填部と非充填部との境界における反射波の到達時刻を抽出し、グラウトの非充填部の位置を推定する。また、上記と同様に弾性波を入力し、加速度計5,6で検出した加速度データをフーリエ変換してスペクトルとし、卓越周波数の出現間隔からグラウトの非充填部を推定する。なお、上記スペクトルは、PC鋼材に周波数が変化する正弦波を入力し、その応答を加速度計で検出することによって得られた応答スペクトルであってもよい。
請求項(抜粋):
岩盤・地盤又はコンクリート部材内にPC鋼材の挿通孔を設け、この挿通孔内に配設されたPC鋼材の周囲にグラウトを充填したときの充填状態を評価する方法であって、露出されたPC鋼材の端部に衝撃弾性波を入力し、この弾性波の、グラウトの充填部分と未充填部分との境界における反射波を検出し、前記弾性波の入力から前記反射波の検出までの時間とPC鋼材内を伝播する弾性波速度とから、グラウトの充填部分と未充填部分との境界位置を算出し、グラウトの未充填部分の範囲を推定することを特徴とするグラウトの充填性評価方法。
IPC (4件):
G01N 29/18
, E02D 5/80
, E04G 21/12 104
, G01V 1/00
FI (4件):
G01N 29/18
, E02D 5/80 Z
, E04G 21/12 104 D
, G01V 1/00 B
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