特許
J-GLOBAL ID:200903088191789806

1,4-ナフタレンジカルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-134344
公開番号(公開出願番号):特開平6-345685
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 1,4-ジメチルナフタレンを、酢酸溶媒中に少なくとも1種の遷移金属塩と臭素化合物を含有する触媒液中で、分子状酸素により酸化して1,4-ナフタレンジカルボン酸を製造する方法において、着色が少なく高純度の生成物を収率よく製造する。【構成】 酸化反応を触媒液の水分W (重量%) と反応圧力P(Kg/cm2G) とが下記式を満足する条件下で行う。(P+1) /W ≧ 3【効果】 水分の多い回収溶媒を使用した連続式または半連続式操業でも、上の式を満たすように溶媒を脱水して用いることにより、収率や製品品質の悪化を防止できる。
請求項(抜粋):
1,4-ジ低級アルキルナフタレンを、低級脂肪族カルボン酸を主成分とする溶媒中に少なくとも1種の遷移金属塩および臭素化合物を含有する触媒液中で、分子状酸素により酸化して1,4-ナフタレンジカルボン酸を製造する方法において、前記酸化反応を触媒液の水分と反応圧力とが下記(1) 式を満足する条件下で行うことを特徴とする、1,4-ナフタレンジカルボン酸の製造方法。(P+1) /W ≧ 3 ・・・・・ (1)ここで、P:反応圧力 (Kg/cm2 G)W:触媒液の水分 (重量%)
IPC (4件):
C07C 63/38 ,  B01J 31/04 ,  C07C 51/265 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る