特許
J-GLOBAL ID:200903088198952095

光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114419
公開番号(公開出願番号):特開平9-278814
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】相容性、保存安定性が良好で、透明性に優れ、硬化塗膜の光沢が良好で着色が少なく、優れた物性の硬化物を得ることができる新規な光重合開始剤、これを含有する樹脂組成物を提供する。【解決手段】カチオン重合性物質と特定の構造を有する硼酸塩である光重合開始剤を含有するエネルギー線硬化性組成物。
請求項(抜粋):
硼酸塩であってカチオン部分が式(1)【化1】{式中、Xは式(2)で示される基【化2】(式中、R5 〜R14は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、C1 〜C20の構造中に、水酸基、エーテル基、エステル基、(メタ)アクリロイル基、エポキシ基あるいはアリル基を有していても良い脂肪族基、フェニル基、フェノキシ基およびチオフェノキシ基のいずれかから選択された基である。)R1 及びR2 は、それぞれC1 〜C20の構造中にエーテル基、エステル基、カルバモイル基を有していても良い脂肪族基、シクロヘキシル基、ベンジル基、アルキルベンジル基、アルコキシベンジル基、アルキルフェニル基、ニトロフェニル基、シアノフェニル基、アルコキシフェニル基、および式(3)で示される基ベンジル基、アルキルベンジル基、アルコキシベンジル基及び式(3)で示される基、【化3】(式中、R15は、水素原子、C1 〜C5 のアルキル基、C1 〜C5 のアルコキシ基、ニトロ基及びシアノ基のいずれかから選択された基である。}のオニウム塩であり、アニオン性硼酸塩部分が式(4)【化4】{式中、a及びbは0〜4の範囲で整数であり、ここでa+bは4であり、Yは、aが0〜3である場合にはハロゲン原子(塩素又は弗素)を表わし、またaが0〜2である場合にはOH基を表わすこともできる。Rは、CF3 、NO2 、CN等のような少なくとも1個の電子吸引基で置換されたフェニル基又は少なくとも2個のハロゲン原子(特に弗素)で置換されたフェニル基を表わす。}で示される、前記硼酸塩。
IPC (4件):
C08F 2/50 MDN ,  C08F 16/32 MLA ,  C08G 59/18 NLE ,  C08G 59/68 NKL
FI (4件):
C08F 2/50 MDN ,  C08F 16/32 MLA ,  C08G 59/18 NLE ,  C08G 59/68 NKL

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