特許
J-GLOBAL ID:200903088204955301

トンネル切羽前方地質探査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-331555
公開番号(公開出願番号):特開2002-139574
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【目的】計測、反射面抽出に関して、反射法地震探査法とは異なる独自のトンネルHSP法を確立すること。【構成】発振点及び受振点のいずれか一方を3以上の少数とするとともに、他方を多数とし、受振した地震波観測生データを、前記3以上の少数とした発振点又は受振点に対応させた組に編集し、フィルター処理後の地震波データ及び地震波の推定伝播速度から、編集した組毎の解析図を個別に作成し、これら解析図の間で、反射イベント同士の類似性を比較・照合し、類似度が高く共通すると判定された反射イベントを反射面として抽出し、抽出した反射面に基づいてトンネル切羽前方の地質構造を推定する。
請求項(抜粋):
トンネル坑内に、互いに離間する複数の発振点と互いに離間する複数の受振点とからなる測線を配置し、前記発振点より発振される地震波を受振点にて受振し、受振した地震波を解析することによりトンネル切羽前方の地質を探査する方法において、前記発振点及び前記受振点のいずれか一方を3以上の少数とするとともに、他方を多数とし、前記多数又は少数の発振点より順次発振される各地震波を、少数又は多数の受振点にて同時に受振し、前記受振した地震波観測生データを、前記3以上の少数とした発振点又は受振点に対応させた組に編集し、切羽前方地質の地震波の推定伝播速度を求め、前記編集した地震波データを、バンドパス、F-K、デコンボリューション等の各種フィルターにてフィルター処理し、フィルター処理後の地震波データ及び前記地震波の推定伝播速度から、前記編集した組毎の解析図を個別に作成し、前記組毎に個別に作成された解析図の間で、そこに表されたそれぞれの反射イベント同士の類似性を比較・照合し、類似度が高く共通すると判定された反射イベントを反射面として抽出し、前記抽出した反射面に基づいてトンネル切羽前方の地質構造を推定することを特徴とするトンネル切羽前方地質探査方法。
IPC (2件):
G01V 1/30 ,  E21D 9/06 301
FI (2件):
G01V 1/30 ,  E21D 9/06 301 P
Fターム (4件):
2D054GA15 ,  2D054GA17 ,  2D054GA74 ,  2D054GA97

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