特許
J-GLOBAL ID:200903088220030954

NC工作機械におけるボールねじの熱変位補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-041672
公開番号(公開出願番号):特開平7-246546
出願日: 1994年03月14日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 特別な構造またはハードウェアを使用することなく、ボールねじの熱変位を容易にしかも精度良く補正する。【構成】 ピッチ誤差補正量に修正を加えるべき修正領域(X0〜Xn:X軸の場合)を設定しておき、ボールねじの熱変位量の推測値ΔLの全量を修正領域(X0〜Xn)の-側または+側の領域境界ポイントX0、Xnのいずれかに与えると共に、これを、修正領域(X0〜Xn)内の各ポイント(X0、X1、X2、・・・、Xn)に線形的に一律均等に分配し、各ポイントにおけるピッチ誤差補正量に加算する。
請求項(抜粋):
制御単位時間(Ts)におけるサンプリング単位時間(ΔTs)当りのモータの回転数(N)と、制御単位時間(Ts)内でモータが回転している時間の比率(q:動作時間比)とからボールねじの発熱量(Q)を求め、この発熱量(Q)からボールねじの熱変位量の推測値(ΔL)を求め、この推測値(ΔL)に基づいて、NC制御装置のメモリ式ピッチ誤差補正機能を修正する方法であって、上記ピッチ誤差補正量に修正を加えるべき修正領域を設定し、上記推測値(ΔL)を、上記修正領域の-側または+側の領域境界ポイントのいずれかに与えると共に、これを、上記修正領域内の各ポイントに線形的に一律均等に分配加算して、当該ピッチ誤差補正量を修正することを特徴とするNC工作機械におけるボールねじの熱変位補正方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-240045
  • 特開昭62-088548

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