特許
J-GLOBAL ID:200903088225569665

高速断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-034140
公開番号(公開出願番号):特開2003-231004
出願日: 2002年02月12日
公開日(公表日): 2003年08月19日
要約:
【要約】【課題】 高速断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、TiとSiの複合窒化物層からなる硬質被覆層を1〜15μmの全体平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具における前記硬質被覆層を、層厚方向にそって、Si成分最高含有点(Ti成分最低含有点)とSi成分不含有点(TiN点)とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記Si成分最高含有点から前記Si成分不含有点、前記Si成分不含有点から前記Si成分最高含有点へSi成分含有量が連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、さらに、上記Si成分最高含有点が、組成式:(Ti1-X SiX )N(ただし、原子比で、Xは0.20〜0.50を示す)、を満足し、かつ隣り合う上記Si成分最高含有点とSi成分不含有点の間隔が、0.01〜0.1μmである硬質被覆層で構成する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、TiとSiの複合窒化物層からなる硬質被覆層を1〜15μmの全体平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層が、層厚方向にそって、Si成分最高含有点(Ti成分最低含有点)とSi成分不含有点(TiN点)とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記Si成分最高含有点から前記Si成分不含有点、前記Si成分不含有点から前記Si成分最高含有点へSi成分含有量が連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、さらに、上記Si成分最高含有点が、組成式:(Ti1-X SiX )N(ただし、原子比で、Xは0.20〜0.50を示す)、を満足し、かつ隣り合う上記Si成分最高含有点とSi成分不含有点の間隔が、0.01〜0.1μmであること、を特徴とする高速断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06
FI (4件):
B23B 27/14 A ,  B23B 51/00 J ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 L
Fターム (14件):
3C037CC01 ,  3C037CC04 ,  3C037CC09 ,  3C037CC11 ,  3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF25 ,  4K029AA04 ,  4K029BA58 ,  4K029BC00 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04 ,  4K029EA01

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