特許

J-GLOBAL ID：200903088230181489

顔の方向検出装置

発明者： 渡辺 太郎
出願人/特許権者： 日本ビクター株式会社
代理人 (1件)： 下田 容一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-080820
公開番号（公開出願番号）：特開平10-274516
出願日： 1997年03月31日
公開日（公表日）： 1998年10月13日
要約：

【要約】【課題】 ビデオカメラ等で得られる画像から顔領域と、目、鼻、口及び耳等の特徴領域を的確に抽出し、楕円形で近似した顔領域の中心位置と、楕円形で近似した顔領域の面積と、各特徴領域の極大点から求めた中心位置との関係から顔の向きによる髭、髪の毛の状態、及び耳の大きさ等の個人差に影響されることなく顔の方向を精度良く検出することのできる顔の方向検出装置を提供する。【解決手段】 ビデオカメラ10、カラー画像取込手段11、顔領域抽出手段12、特徴領域抽出手段13、特徴点演算手段14、顔領域演算手段15、及び方向演算手段16を備えた顔の方向検出装置。

請求項（抜粋）：

カメラからのカラー人物画像を処理し、所定の範囲内にある肌色の色相を検出して顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、前記顔領域から顔の形、及び位置を演算する顔領域演算手段と、前記顔領域から目、鼻、口及び耳の各特徴領域を抽出する特徴領域抽出手段と、前記特徴領域の特徴点を演算する特徴点演算手段と、前記特徴点演算手段の出力に基づいて顔の方向を演算する方向演算手段と、を備えた顔の方向検出装置において、前記特徴点演算手段に、前記各特徴領域内の輝度レベルの比較演算をしてそれぞれの極大値を求め、極大値の位置情報を出力する極大点演算手段と、位置情報に基づいて各極大値の位置間の重心演算をして中心位置を求める中心位置演算手段と、を備えたことを特徴とする顔の方向検出装置。

IPC (3件)：

G01B 11/26 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/60

FI (4件)：

G01B 11/26 H ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 350 H ,  G06F 15/70 360