特許
J-GLOBAL ID:200903088241057704

軸移動型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181436
公開番号(公開出願番号):特開平10-014165
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 金属より耐摩擦性、耐摩耗性、寿命に関してまさる樹脂部材を、上記した環境温度の変化あるいは摩擦熱による螺合部分の温度上昇が生じても摩擦抵抗が増大することなく使用することが可能な軸移動型モータを提供することを課題とする。【解決手段】 モータ軸3は、円筒パイプ6の一端側の内周面に設けた雌ネジ部15と、雌ネジ部15に係合する樹脂部材7の外周面に設けた雄ネジ部16とを有し、雌ネジ部15と雄ネジ部16とを螺合して固定する。円筒パイプ6の他端側の内周面に移動軸5の外径よりわずかに大きな内径を有するスリーブ30を固定し、更に樹脂部材7とスリーブ30とを当接させないように円筒パイプ6内に固定させて円筒パイプ6内に空間20を設ける。この空間20に潤滑油を充填しておくことにより長時間の運転においてスムーズな移動軸5の移動が行われる。
請求項(抜粋):
内周面に軸方向に向かう螺旋溝を有する中空のモータ軸と、モータ軸内を通って配置され前記モータ軸の螺旋溝と係合する突起を外周に有しモータ軸の正逆回転に従ってモータ軸内を軸方向に正逆移動する金属製の移動軸とを有し、前記モータ軸は金属製の円筒パイプとその内周に固定された樹脂部材とからなる二重構造よりなり、その樹脂部材の内周面に前記螺旋溝を設けた構成の軸移動型モータにおいて、前記モータ軸は、前記円筒パイプの内周面の一端側に設けた雌ネジ部と、この雌ネジ部に係合する前記樹脂部材の外周面に設けた雄ネジ部とを有し、前記雌ネジ部と雄ネジ部とを螺合して前記樹脂部材を固定し、前記円筒パイプの他端側の内周面に前記移動軸の外径よりわずかに大きな内径を有するスリーブを固定し、更に前記樹脂部材と前記スリーブとを当接させないように前記円筒パイプ内に固定させて前記円筒パイプ内に空間を設けたことを特徴とする軸移動型モータ。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 軸移動型モーター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-051152   出願人:桂川電機株式会社
  • 特開昭47-017901
審査官引用 (2件)
  • 軸移動型モーター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-051152   出願人:桂川電機株式会社
  • 特開昭47-017901

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