特許
J-GLOBAL ID:200903088245647492

パルプ濃度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161872
公開番号(公開出願番号):特開平5-009882
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】制御状態がいかなる状態でも、自動的に最適な制御状態に移行して、パルプ濃度の精度を高く維持できるようにする。【構成】パルパーから排出されるパルプ濃度を検出するパルプ濃度検出手段と、パルパー内のレベルを検出するパルパーレベル検出手段と、パルプ濃度信号とパルパーレベル信号の2つの信号を横軸と縦軸とにそれぞれとって、その中央付近を最適制御ゾーンとしこの最適制御ゾーンの周囲を少なくとも6つのゾーンに区分けし、各ゾーンに前記最適制御ゾーンに移行するための制御条件をそれぞれ設定した制御テーブルと、この制御テーブルを参照して入力された2つの信号によって決まるゾーンに設定された制御条件に基づいて、パルパーに投入する故紙の投入量とパルパーに供給する白水の量を制御する制御手段とで構成される。
請求項(抜粋):
コンベアで計量された原材料となる故紙が投入されると共に、それ等の故紙を溶解するための白水が供給され、一定の濃度まで溶解されたパルプを次の工程に排出するように構成されたパルパーにおけるパルプ濃度制御装置であって、パルパーから排出されるパルプ濃度を検出するパルプ濃度検出手段と、パルパー内のレベルを検出するパルパーレベル検出手段と、パルプ濃度信号とパルパーレベル信号の2つの信号を横軸と縦軸とにそれぞれとって、その中央付近を最適制御ゾーンとしこの最適制御ゾーンの周囲を少なくとも6つのゾーンに区分けし、各ゾーンに前記最適制御ゾーンに移行するための制御条件をそれぞれ設定した制御テーブルと、前記パルプ濃度検出手段からのパルプ濃度信号と、パルパーレベル検出手段からのレベル信号とを入力し、前記制御テーブルを参照してこれら2つの信号によって決まるゾーンを求め、該ゾーンに設定された制御条件に基づいて、パルパーに投入する故紙の投入量とパルパーに供給する白水の量を制御する制御手段とを設けたことを特徴とするパルプ濃度制御装置。
IPC (2件):
D21B 1/32 ,  D21F 1/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-047811

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