特許
J-GLOBAL ID:200903088246947805

電動フック吊り下げ・給電用の回転継ぎ手機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256581
公開番号(公開出願番号):特開平7-111175
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】ワイヤロープの捩れは勿論給電用ケーブルの捩れ等による外傷を防ぎ、併せて保守上も有利となる、電動フック吊り下げ・給電用の回転継ぎ手機構を提供すること。【構成】電動フックの吊り下げ用ワイヤロープに対する機械的回転継ぎ手と電動フックの給電用ケーブルに対する電気的回転継ぎ手とを併有しこれらの相対回転部を覆う外套部材を有したもので、機械的回転継ぎ手は、上端に引っ掛け部を持つ垂直軸形の第一回転部材と、下端に引っ掛け部を持つ筒状の第二回転部材とを有し、これらが相対回転可能に枢着しあい、外套部材は冠付き筒状にして上端の冠部分が第一回転部材に連結されることにより筒状部が第二回転部材の側方に所要空間を確保した状態で垂下配置され、電気的回転継ぎ手は、スリップリングが第二回転部材の垂直な外周面に装着固定されているとともに、ブラシが外套部材に支持棒で連結して外套部材内の空間に横向きに配置されそれによってスリップリングの外周面に側方から押し付けて摺動するように構成されている。
請求項(抜粋):
電動フックの吊り下げ用ワイヤーロープに対する機械的回転継ぎ手と電動フックの給電用ケーブルに対する電気的回転継ぎ手とを併有しこれらの相対回転部を覆う外套部材を有したものであって、機械的回転継ぎ手は、上端に引っ掛け部を持つ垂直軸形の第一回転部材と、下端に引っ掛け部を持つ筒状の第二回転部材とを有し、その第二回転部材が前記第一回転部材の垂直軸部の外周面に相対回転可能に枢着されており、前記外套部材は冠付きの筒状にして上端の冠部分が前記第一回転部材に連結されることにより筒状部が第二回転部材の側方に所要空間を確保した状態で垂下配置され、前記電気的回転継ぎ手は、環状のスリップリングとこのスリップリングの外周に摺動可能なブラシとの組み合わせからなり、前記スリップリングが前記第二回転部材の垂直な外周面に装着固定されているとともに、前記ブラシが前記外套部材に支持棒で連結して外套部材内の空間に横向きに配置されそれによって前記スリップリングの外周面に側方から押し付けて摺動するように構成されたことを特徴とする電動フック吊り下げ・給電用の回転継ぎ手機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-036285
  • 特開平2-310288

前のページに戻る