特許
J-GLOBAL ID:200903088253425482

音声認識装置および音声認識方法、並びに、プログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-187686
公開番号(公開出願番号):特開2002-006883
出願日: 2000年06月22日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】【課題】 瞬間的な音素の欠落や誤りの少ない高速照合を可能にする。【解決手段】 高速照合用尤度演算部18は、入力音声の音響パラメータから演算された詳細照合用尤度に対して、間引きパラメータに基づく間引きを行った後、1音素1状態の環境独立型音素モデルに変換して高速照合用の尤度テーブルを生成する。高速照合用尤度修正部19は、上記尤度テーブル上の尤度の誤った音素側への偏りを修正ルールに従って修正する。こうして、上記高速照合用の尤度テーブルを生成する際に1音素1状態としたことによる誤った音素側への尤度の偏りを、的確に修正することができる。その結果、高速照合時の照合誤りを無くすことができる。したがって、候補単語を少ない数に的確に絞り込んで、詳細照合部25による詳細照合の高速化を行うことができる。
請求項(抜粋):
入力音声を音響分析する音響分析手段と、上記音響分析結果に基づいて、音響モデル記憶手段に記憶された音響モデルを参照してフレーム毎に各状態の尤度を演算し、演算結果を詳細照合用尤度として詳細照合用尤度記憶手段に記憶する尤度演算手段と、上記詳細照合用尤度に基づいて、高速照合用尤度を求める高速照合用尤度演算手段と、上記高速照合用尤度の誤った側への偏りを修正し、高速照合用尤度記憶手段に記憶する高速照合用尤度修正手段と、上記修正後の高速照合用尤度と高速照合用言語辞書に登録された全単語との照合を行って、上記各単語の尤度を算出する高速照合手段と、上記高速照合手段による照合結果に基づいて、候補単語の予備選択を行う候補予備選択手段と、上記予備選択された候補単語に関して、上記詳細照合用尤度と詳細照合用言語辞書に登録された単語との詳細照合を行って、上記各候補単語の尤度を算出する詳細照合手段を備えたことを特徴とする音声認識装置。
IPC (3件):
G10L 15/28 ,  G10L 15/14 ,  G10L 15/18
FI (3件):
G10L 5/06 D ,  G10L 3/00 535 A ,  G10L 3/00 537 G
Fターム (4件):
5D015BB01 ,  5D015BB02 ,  5D015HH04 ,  5D015HH12

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