特許
J-GLOBAL ID:200903088254142450

データ・セキュリティ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 伸之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016482
公開番号(公開出願番号):特開平10-224339
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】、データ処理や通信において、そのパフォーマンスを低下させずにデータを変換してその秘匿化とその復元を図る。【解決手段】8バイト・データを4バイト毎の2つの第1及び第2のブロックに分け、夫々のバイト・データを一連に所定の論理に沿って論理演算する。そして各バイト・データは変換された直前のデータとの論理演算を図って変換することにより、データの秘匿性が増す。さらには、その基本論理手段をさらに4バイトずつ連鎖させて、様々なデータ長の暗号化を図る。
請求項(抜粋):
コンピュータ上で処理されるデータの秘匿化を行うために、キー・データに基づき、そのデータを変換するデータ・セキュリティ装置であって、8バイト・データを4バイト毎の2つの第1及び第2のブロックに分け、前記第1のブロックのうちの一つのバイト・データを、(a)前記キー・データのうちの所定のバイト・キーとXORし、(b)所定の第1のバイト・データとXORし、(c)所定のデータ変換論理で換字し、(d)前記換字後のバイト・データを前記キー・データのうちの所定のバイト・キーとXORし、(e)所定の第2のバイト・データとXORする、ことにより、該一つのバイト・データを論理的に変換し、前記第1のブロックのうちの他のバイト・データの夫々について上記(a)から(e)のステップを繰り返すとともに、前記(b)のステップにおいては、前記第1のバイト・データの代わりに直前で得られた変換データを使用し、前記(d)のステップにおいては、前記所定のバイト・キーの代わりに直前に変換されたバイト・データの変換前のバイト・データを使用する、ことにより該他のバイト・データを論理的に変換し、もって前記第1のブロックの全てのバイト・データを変換し、第2のブロックのうちの一つのバイト・データを、(f)前記第1のブロックの(c)で得られた換字データの一つとXORし、(g)直前に得られた変換データとXORし、(h)所定のデータ変換論理で換字し、(i)前記換字後のバイト・データを前記第1のブロックのいずれかのバイト・データとXORし、(j)所定の第3のバイト・データとXORする、ことにより該一つのバイト・データを論理的に変換し、前記第2のブロックのうちの他のバイト・データの夫々について上記(f)から(j)のステップを繰り返す、ことにより該他のバイト・データを論理的に変換し、もって前記第2のブロックの全てのバイト・データを変換する、上記ステップからなる基本論理実行手段を少なくとも含む変換手段を有することにより、データの変換を可能とした、データ・セキュリティ装置。
IPC (2件):
H04L 9/06 ,  G09C 1/00 610
FI (2件):
H04L 9/00 611 A ,  G09C 1/00 610 B

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