特許
J-GLOBAL ID:200903088254483923

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-328385
公開番号(公開出願番号):特開平5-146162
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 いかなる出力電圧指令であっても、高調波含有量の少ない出力電圧を得ることのできるインバータ装置を提供することを目的とする。【構成】 中性点クランプ形のインバータ装置において、所定値正側あるいは負側にバイアスさせた2種のバイアス変調波を搬送波と比較し、バイアス変調波の振幅が搬送波の振幅より大きい場合は越えた分を越えない他のバイアス変調波発生波に加える操作を行って2つの変調波を発生させる変調波発生部44と、上記2つの変調波と搬送波を比較し、両変調波が搬送波よりともに大きいなら正、ともに小さいなら負に、大小異なっている中性に出力電圧を決定するように制御するゲート信号発生部45を具備した構成である。
請求項(抜粋):
容量の等しい2個のコンデンサを直流電源端子間に直列接続した直流回路と、4個宛直列に接続して前記直流回路と並列に接続した各相のスイッチング素子と、この各相のスイッチング素子の第1番目と第2番目の接続点および第3番目と第4番目の接続点との間を接続する2個直列のダイオードとを有し、前記各相のスイッチング素子の第2番目と第3番目のスイッチング素子の接続点に出力端子を接続し、前記各相のダイオードの接続点を前記直流回路の中性点端子に接続したインバータ装置において、所定値正側にバイアスしたバイアス変調波と所定値負側にバイアスしたバイアス変調波を用い、この各バイアス変調波の瞬時値の大きさが搬送波の振幅より大きい時は該バイアス変調波の値を該搬送波の振幅に制御するとともに他方のバイアス変調波に前記大きいバイアス変調波の値から前記搬送波の振幅を差引いた値を加える処理を行って2つの変調波を発生する変調波発生部と、この2つの変調波と前記搬送波の比較を行い、両比較結果とも変調波が大きければ正に、両比較結果とも変調波が小さければ負に、両比較結果が大小異なれば中性に出力電圧を決定するように前記各相のスイッチング素子を制御するゲート信号発生部とを具備したことを特徴とするインバータ装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/515

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