特許
J-GLOBAL ID:200903088256498847

部分分割的FFTを用いた計算ホログラフィの高速化の方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265997
公開番号(公開出願番号):特開平10-111635
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 可視化結果を得るのに必要な時間が実用的なレベルに短縮できる、部分分割的FFTを用いた計算ホログラフィの高速化の方法を提供する。【解決手段】 ホログラム再生像の再生領域をホログラム測定面のサイズ(D×D)でセグメント化する。ホログラム測定データV(R)に重み関数をかけてから、FFTを行う。再生像のセグメントを指定するa、bと再生フォーカス距離zを与えて、セグメント毎のアンテナ感度逆行列A-1(R'a,b)に逆伝搬関数r'a,bexp(j2πr'a,b/λ)をかけてB-1a,b(s,t) を求めて、これに重み関数をかけてから、FFTを行う。FFTの出力同士をかけてから、IFFTを行う。ホログラム測定データV(R)にかけた重み関数の補償をセグメント単位で行い、B-1a,b(s,t) にかけた重み関数の補償を再生領域の単位で行う。S10の出力をセグメントa、bの位置に記憶して表示し、セグメント再生像とする。
請求項(抜粋):
電波ホログラム観測によるホログラム測定データの数値再生法である計算ホログラフィの方法であって、ホログラム再生像の再生領域をホログラム測定面のサイズでセグメント化する段階と、ホログラム測定データに重み関数をかけてから、第1のFFTを行う段階と、前記再生像のセグメントを指定する1対の数値と再生フォーカス距離を与えて、前記セグメント毎のアンテナ感度逆行列に逆伝搬関数をかけた値に、重み関数をかけてから、第2のFFTを行う段階と、前記第1のFFTの出力と前記第2のFFTとをかけてからIFFTを行う段階と、前記ホログラム測定データにかけた重み関数の補償をセグメント単位で行う段階と、前記セグメント毎のアンテナ感度逆行列に逆伝搬関数をかけた値にかけた重み関数の補償を再生領域の単位で行う段階と、該段階の出力を前記セグメントを指定する位置に表示し、セグメント再生像とする段階と、前記の操作を全てのセグメントに関して行い、ホログラム再生像とすることを特徴とする部分分割的FFTを用いた計算ホログラフィの高速化の方法。
IPC (3件):
G03H 1/16 ,  G01R 29/08 ,  G01V 3/12
FI (3件):
G03H 1/16 ,  G01R 29/08 Z ,  G01V 3/12 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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