特許
J-GLOBAL ID:200903088260190563

渦流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-565370
公開番号(公開出願番号):特表2002-522781
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2002年07月23日
要約:
【要約】本発明の渦流検出装置(1)の圧電式の渦センサ(3,3′,3′′,3*)は、個々の構成要素から簡単に構成可能である。該渦センサの故障した圧電素子(34;34′;34′′;34*;34+,34++)は容易に交換することができる。また渦センサは、外部から作用する振動の影響をほとんど受けないようにすることができる。渦流検出装置(1)は、測定管(2)内を流れる流体の流速および/または体積流量を測定するために働く。カルマンの渦を発生させるバッフル体(4)が、測定管の直径に沿って配置されていて、少なくとも1つの固定箇所(41)で前記測定管に結合されている。渦センサは、渦によって発生した圧力変動に応答し、前記バッフル体の下流側で前記測定管の1つの壁側の孔(22)内に密に挿入されているかまたは測定管を通って前記バッフル体内へ延びる1つの主孔(46)内へ突入している。この主孔もしくは孔(22)を1つのダイヤフラム(33′,33*,33++)がカバーしている。ダイヤフラムの、流体に面した側の表面(331)には、センサ片(31,31′′,31+)もしくはセンサスリーブ(31′,31*,31++)が固定されている。圧電素子は、ダイヤフラムの、流体とは反対の側の表面(332)と機械的に結合されている。
請求項(抜粋):
測定管(2)内を流動方向に流れる流体の流速および/または体積流量を測定するための渦流検出装置(1)であって、-測定管の直径に沿って配置されていて、少なくとも1つの固定箇所(41)で前記測定管に結合されているバッフル体(4)が設けられており、該バッフル体(4)が、カルマンの渦を発生させるために働き、-渦によって発生した圧力変動に応答する渦センサ(3,3′,3′′,3*)が設けられており、該渦センサ(3,3′,3′′,3*)が、バッフル体(4)の下流側で前記測定管の壁側の孔(22)に、前記測定管の外周壁面(23)を前記孔に対してシールするように挿入されており、前記孔中心点が、前記固定箇所の中点と共に前記測定管の同一の周壁母線上に位置している形式のものにおいて、--流体に面した側の第1表面(331)と、流体とは反対の側の第2表面(332)とを備えた、孔(22)を被覆するダイヤフラム(33,33′′,33+)が設けられており、--該ダイヤフラムの第1表面に固定された曲げ剛性的な薄いセンサ片(31,31′′,31+)が設けられており、該センサ片(31,31′′,31+)が、前記測定管の直径よりも短く、該測定管の周壁母線に整合する主扁平面(311,312)を有しており、--前記ダイヤフラムの第2表面に機械的に結合された圧電素子(34;34′;34′′;34*;34+,34++)が設けられていることを特徴とする渦流検出装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 渦流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-350512   出願人:株式会社オーバル

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