特許
J-GLOBAL ID:200903088260244060

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343766
公開番号(公開出願番号):特開2001-158112
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で部品精度に影響されにくいポンプ機構と、その駆動手段を提供する。部品点数の削減、信頼性向上、小型化、製造コスト低減を図る。【解決手段】 ポンプ機構は、ポンプベースとポンプロータで形成したチャンバーの外周に弾性チューブを保持し、チャンバー内にポンプボールを転動自在に配置して構成した。ポンプロータの回転により、ポンプボールが弾性チューブを押し潰しながら回転移動して、流体ポンプとして機能するから、構造が単純で、取付部品精度のバラツキに左右されにくい。媒体搬送駆動系からポンプの駆動力を得るため、回転力を伝達・解除する動力伝達手段を付加した。専用のポンプ駆動源が不要である。従来プリンタの搬送機構に部品を付加する構成としたので、全体の部品点数も減少し、装置全体のコスト低減及び小型化が可能である。高信頼性のインクジェット型通帳プリンタの提供が可能である。
請求項(抜粋):
記録ヘッドのインクを吐出するノズル面を封鎖・開放するキャップと、そのキャップに設けられたインク溜めに一端を接続された廃インクチューブと、その廃インクチューブの中途に接続され、稼動された場合に前記廃インクチューブに溜まっている廃インクを吸引し、かつ、前記廃インクチューブの他端に結合された廃インクタンクに吐出するポンプ機構とを有するインクジェットプリンタにおいて、前記ポンプ機構を、中心にベース軸を、そのベース軸の外周に環状のチャンバーを有するポンプベースと、前記ポンプベースのベース軸に回転自在に支持されて前記チャンバーの内周面を形成するロータ軸を有するポンプロータと、一端が前記廃インクチューブの上流部分に接続され、前記ポンプベースの外部から前記チャンバー内に導入されるとともに、前記チャンバーの外周に沿って延長され、再び前記ポンプベースの外部に引出されて前記廃インクチューブの下流部分に接続されている弾性チューブと、前記チャンバー内の前記弾性チューブと前記ポンプロータのロータ軸との間に前記チャンバーの円周方向に転動自在に収容され、前記ポンプロータの回転に伴って摩擦回転されて前記廃インクチューブの一部を押し潰しながら前記チャンバー内を公転する弾性を有する押圧回転体で構成し、前記インクジェットプリンタの媒体搬送手段を構成するドライブローラとプレッシャローラの離間・圧接動作と連動して前記ドライブローラを回転させる搬送モータの回転力を前記ポンプ機構のポンプロータに伝達し又は伝達を解除する動力伝達手段を設けたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (3件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (2件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 102 R
Fターム (5件):
2C056EA17 ,  2C056EA27 ,  2C056JA13 ,  2C056JC08 ,  2C056JC20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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