特許
J-GLOBAL ID:200903088279025164

画像のシャープネス処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169014
公開番号(公開出願番号):特開平10-023267
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 シャープネス強調された輪郭部分にイロフチ、シロフチ、クロフチが発生するのを防止する。【解決手段】 原画像の各画素の彩度を彩度判定部5が判定し、この彩度に応じじた混合比率を混合率決定部6が決定する。エッジ成分混合部7は、第1エッジ成分生成部3で生成された各画素のグレーのエッジ成分と、第2エッジ成分生成部4で生成された各画素のRGB色成分のエッジ成分とを、前記混合比率に応じて混合した混合エッジ成分を各画素ごとに生成する。加算部8は原画像の各画素のRGB成分に、RGBの混合エッジ成分を加えることにより、シャープネス強調された画像を出力する。
請求項(抜粋):
色分解された原画像のシャープネスを、アンシャープマスクを用いて制御する画像のシャープネス処理装置であって、原画像からグレー成分を抽出して、原画像のグレー画像を作成するとともに、このグレー画像をもとに、グレーのぼけ画像であるアンシャープマスクを作成し、前記グレー画像と、グレーのアンシャープマスクとの差を各画素について求め、各画素のエッジ成分とする第1のエッジ成分生成手段と、原画像の色成分から、色成分それぞれのぼけ画像であるアンシャープマスクを作成し、前記色成分と、色成分のアンシャープマスクとの差を各画素について求め、これらを各画素の色成分のエッジ成分とする第2のエッジ成分生成手段と、原画像の各画素の彩度を順に判定し、前記彩度が小さいときは、第1のエッジ成分生成手段によるエッジ成分が第2のエッジ成分生成手段によるエッジ成分よりも多くなるように、両エッジ成分の混合比率を画素ごとに決定し、一方、前記彩度が大きいときは、第2のエッジ成分生成手段によるエッジ成分が第1のエッジ成分生成手段によるエッジ成分よりも多くなるように、または彩度が小さい場合に比して相対的に多くなるように、両エッジ成分の混合比率を画素ごとに決定する混合比率決定手段と、前記混合比率決定手段によって決定された画素ごとの混合比率に応じて、第1のエッジ成分生成手段によって生成された各画素のグレーのエッジ成分と、第2のエッジ成分生成手段によって生成された各画素の色成分のエッジ成分とを混合するエッジ成分混合手段と、原画像の各画素の色成分に前記エッジ成分混合手段で得られた各画素の混合エッジ成分を加える加算手段とを備えたことを特徴とする画像のシャープネス処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/409 ,  G03F 3/06 ,  G06T 5/20
FI (4件):
H04N 1/40 101 D ,  G03F 3/06 ,  G06F 15/68 405 ,  H04N 1/40 101 C

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