特許
J-GLOBAL ID:200903088281364553

緩衝器用油圧作動油組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077840
公開番号(公開出願番号):特開平7-258673
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 摩擦低減効果と摩耗防止効果の耐久性(使用による経時変化が少ない)に優れ、かつ貯蔵安定性に優れた緩衝器用油圧作動油を提供する。【構成】 潤滑油基油に対し、[I]下記の一般式(1)で表されるリン酸エステルおよび下記の一般式(2)で表される亜リン酸エステルの中から選ばれる少なくとも1種類のリン含有化合物:[II]下記の一般式(3)で表される脂肪族モノアミンのアルキレンオキシド付加物下記の一般式(4)で表される脂肪族ポリアミンおよび上記の一般式(4)の脂肪族ポリアミンと炭素数6〜22の脂肪酸との塩の中から選ばれる少なくとも1種類の窒素含有化合物:[III]下記の一般式(5)で表される脂肪族モノアミン:R12-NH2 ............(5)を必須成分として含有する緩衝器用油圧作動油組成物。
請求項(抜粋):
潤滑油基油に対し、[I]以下の(A)および(B)の中から選ばれる少なくとも1種類のリン含有化合物;(A)下記の一般式(1)で表されるリン酸エステル【化1】(B)下記の一般式(2)で表される亜リン酸エステル【化2】[上記(1)および(2)式中、R1およびR4は炭素数4〜22のアルキル基もしくはアルケニル基;または炭素数6〜22のアリール基、アルキルアリール基もしくはアリールアルキル基を示し、R2およびR3、ならびにR5およびR6は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素;炭素数1〜22のアルキル基もしくはアルケニル基;または炭素数6〜22のアリール基、アルキルアリール基もしくはアリールアルキル基を示す][II]以下の(C)、(D)および(E)の中から選ばれる少なくとも1種類の窒素含有化合物;(C)下記の一般式(3)で表される脂肪族モノアミンのアルキレンオキシド付加物【化3】[上記(3)式中、R7は炭素数6〜22のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、R8およびR9は同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数2〜4のアルキレン基を示し、aおよびbは同一でも異なっていてもよく、それぞれ0〜10の数であり、かつa+b=1〜10である数を示す](D)下記の一般式(4)で表される脂肪族ポリアミン【化4】[上記(4)式中、R10は炭素数6〜22のアルキル基またはアルケニル基を示し、R11は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、cは1〜4である数を示す](E)上記(D)の脂肪族ポリアミンと炭素数6〜22の脂肪酸との塩ならびに、[III](F)下記の一般式(5)で表される脂肪族モノアミン;【化5】[上記(5)式中、R12は炭素数6〜22のアルキル基またはアルケニル基を示す]を必須の成分として含有し、かつ各成分の含有量が以下の(6)、(7)および(8)式WI =0.1〜5.0 ......(6)WI/(WII+WIII)=1.5〜20.0 ......(7)WII/WIII =0.2〜2.0 ......(8)[上記(6)〜(8)式中、WIは[I]成分の含有量、WIIは[II]成分の含有量、そしてWIIIは[III]成分の含有量(含有量はいずれも組成物全量基準での各成分の重量%)をそれぞれ示す]を満たすものであることを特徴とする緩衝器用油圧作動油組成物。
IPC (7件):
C10M141/10 ,  C10M137:04 ,  C10M133:08 ,  C10M133:06 ,  C10M137:02 ,  C10N 30:06 ,  C10N 40:08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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