特許
J-GLOBAL ID:200903088287476213

液体燃料へ転化される天然ガス中のCO2レベルの低下

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-584215
公開番号(公開出願番号):特表2006-515636
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2006年06月01日
要約:
CO2に富む天然ガスを液体燃料へ転化する方法が与えられている。その方法は、CO2に富む天然ガス供給物流(14)を合成ガス形反応器(16)へ導入し、形成された合成ガス流(17)の少なくとも一部分をフィッシャー・トロプシュ反応器(18)へ導入し、フィッシャー・トロプシュ生成物(18)からナフサ留分(28)を分離し、その分離したナフサ生成物(28)を改質器(29)中で改質することを含む。開示した方法は、更に、改質工程中に生成した水素副生成物流(31)を再循し、CO2に富む天然ガス供給物と混合することを含む。
請求項(抜粋):
CO2に富む天然ガスを液体燃料へ転化する方法において、 a) CO2に富む天然ガス供給物流を合成ガス形成反応器へ導入し、 b) 前記合成ガス形成反応器中で合成ガスを形成し、 c) 前記合成ガスの少なくとも一部分をフィッシャー・トロプシュ反応器へ導入し、 d) 前記合成ガスにフィッシャー・トロプシュ処理を行い、C5+成分を含有するフィッシャー・トロプシュ生成物を生成させ、 e) 前記フィッシャー・トロプシュ生成物からナフサを分離し、C10+生成物を回収し、 f) 前記ナフサをナフサ改質器へ導入し、 g) 前記ナフサを改質して約2.0より小さな水素対炭素比を有するC6〜C10生成物を得ることにより水素副生成物を生成させ、 h) 前記水素副生成物の少なくとも一部分を再循環し、前記水素副生成物をCO2に富む天然ガス供給物流と混合し、前記CO2に富む天然ガス供給物流中に存在するCO2の少なくとも一部分を、水性ガスシフト逆反応により付加的COへ転化し、前記供給物流から誘導された前記合成ガスが、前記水素副生成物と混合する前の前記供給物流中に存在するCO2の体積量よりも少ない体積量のCO2を含有するようにし、そして i) 前記付加的COを、フィッシャー・トロプシュ反応器中で炭化水素へ転化する、 ことを包含する転化方法。
IPC (5件):
C10G 63/02 ,  C10G 2/00 ,  C10G 35/085 ,  C10G 35/09 ,  C10G 35/095
FI (5件):
C10G63/02 ,  C10G2/00 ,  C10G35/085 ,  C10G35/09 ,  C10G35/095
Fターム (4件):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA08 ,  4H029DA14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-057494

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