特許
J-GLOBAL ID:200903088300771319

アロマエキスを含有したインスタントコーヒーの調製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 正次 ,  涌井 謙一 ,  山本 典弘 ,  鈴木 一永
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-507763
公開番号(公開出願番号):特表2006-520607
出願日: 2004年03月18日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
選好度と風味の点で、入れたてのコーヒーはインスタントコーヒーに優っている。 但し、作りたてのコーヒーを楽しむためには、コーヒー豆の保管場所や焙煎、粉砕および抽出手順が必要とされるため、その調製上に不便な面がある。 インスタントコーヒーは、コーヒー粉末の保管およびコーヒーを入れる上では便利であるが、選好度が低く風味も悪いという欠点がある。 ここに開示したのは、アロマエキスを含有したインスタントコーヒーを調製する方法である。本方法には、200〜250 °C で 50〜100 rpm の攪拌器中で乾燥したコーヒー豆を焙煎し、焙煎したコーヒー豆を粉砕し、粉砕したコーヒー豆を精製水を用いて還流下で沸点にて抽出し、コーヒーエキスを濃縮、フリーズドライおよび粉砕することによってコーヒー粉末を調製し;スプレーノズルを介して 10 °C 以下で、インスタントコーヒーに含まれたコーヒー粉末の総重量に基づいた重量百分率が 0.01〜5% の液相アロマエキスを、攪拌しながら、インスタントコーヒーに含まれたコーヒー粉末の総重量に基づいた重量百分率が 5〜15% のコーヒー粉末に自動的に噴霧し;ふるいを用いて混合液をろ過し;さらにろ液をコーヒー粉末の全残存部と混合することが含まれる。
請求項(抜粋):
コーヒー粉末、クリーム、砂糖からなるインスタントコーヒーの調製法であって、200〜250 °C にて 50〜 100 rpm の攪拌器中で乾燥したコーヒー豆を焙煎し、焙煎したコーヒー豆を粉砕し、粉砕したコーヒー豆を沸点にて還流下で精製水を用いて抽出し、そしてコーヒーエキスを濃縮、フリーズドライおよび粉砕することによってコーヒー粉末を調製する工程;インスタントコーヒーに含まれたコーヒー粉末の総重量に基づいた重量百分率が 0.01〜5% の液相アロマエキスを、攪拌しながら、スプレーノズルを介して 10 °C 以下でインスタントコーヒーに含まれたコーヒー粉末の総重量に基づいた重量百分率が 5〜15% のコーヒー粉末に自動的に噴霧する工程;ふるいを用いて混合液をろ過する工程、およびろ液を全コーヒー粉末残存部と混合する工程を包含するインスタントコーヒーの調製法。
IPC (2件):
A23F 5/24 ,  A23F 5/46
FI (2件):
A23F5/24 ,  A23F5/46
Fターム (6件):
4B027FB22 ,  4B027FC01 ,  4B027FE02 ,  4B027FK08 ,  4B027FQ11 ,  4B027FQ19
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第6207206号
  • 特許第6207206号

前のページに戻る