特許
J-GLOBAL ID:200903088301120460

安定な一液型コーチング組成物、及びコーチングの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-517188
公開番号(公開出願番号):特表2001-501669
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】室温にて安定に貯蔵でき、加熱により熱硬化コーチングへ硬化することの可能な一液型組成物を用いて支持体をコーチングする方法が提供される。この貯蔵安定性混合物は、少なくともマンニッヒ塩基及びポリアミン化合物から作られ、支持体に塗布され、高温で硬化して、ポリアミン化合物によりマンニッヒ塩基からのアミン基の交換遊離を生ずる。該マンニッヒ塩基は、少なくともai)フェノール化合物、aii)アルデヒド、及びaiii)第二アミン、の反応生成物であって、前記マンニッヒ塩基の各芳香族環は、アルデヒド残基を介して結合した第三アミノ基で少なくとも2置換されている。ポリアミン化合物は、aiv)第二アミン基を適宜含有する第一アミンとav)1分子あたり少なくとも1個の1,2-エポキシ基を有するエポキシ化合物との反応生成物である。このポリアミン化合物は、有利には2個より多くの活性アミンサイトを含有する。一液型組成物は、貯蔵安定性であり、室温では硬化しない。コーチングは、迅速に硬化し、そして、ポリアミン化合物の当量がエポキシ化合物で増成する一方、同時に使用できるアミン架橋サイトが増えるために、耐久性でありかつ硬い。
請求項(抜粋):
a)マンニッヒ塩基及びポリアミン化合物を含む貯蔵安定性混合物を支持体上に塗布し、ここで 前記マンニッヒ塩基は、 ai) フェノール化合物 aii) アルデヒド、及び aiii)第二アミン の反応生成物であって、前記マンニッヒ塩基の各芳香環は、アルデヒド残基を 介して結合した第三アミノ基で少なくとも2置換されており、 前記ポリアミン化合物は、 aiv) 第二アミン基を適宜含有する第一アミン、及び av) 1分子にあたり少なくとも1個の1,2-エポキシ基を有するエポキ シ化合物 の反応生成物であり、並びにb)該混合物を加熱して、該ポリアミン化合物により該マンニッヒ塩基の第三ア ミン基を交換遊離することにより、支持体上の該混合物を硬化させて硬化コー チングを形成することからなる、支持体のコーチング方法。
IPC (4件):
C08G 59/14 ,  C08G 59/50 ,  C08G 73/02 ,  C09D179/02
FI (4件):
C08G 59/14 ,  C08G 59/50 ,  C08G 73/02 ,  C09D179/02

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